市政発展へ多額の寄付 他【新千葉新聞】
- 2023/5/27
- ニュース
新千葉新聞2023年5月27日発行
市政発展へ多額の寄付
木更津市から 共栄運輸(株)に表彰状
木更津市は24日、昨年度(令和5年3月29日)~木更津市の市政振興・発展のために活用してほしい~と2,000万円の寄付を行った共栄運輪株式会社(代表取締役・平井秀幸、本社・木更津市潮浜)に対し、「功労表彰」を行った。
表彰状伝達式は、同社を渡辺芳邦市長、田中幸子副市長など関係者が訪問して行い、同社の齊藤茂夫取締役会長も見守るなか、渡辺市長から平井秀幸代表取締役に表彰状が手渡された。
席上、渡辺市長は毎年の多額の寄付に深く感謝するとともに、「今後も市制施行100周年を見据えて、持続可能なまちづくりに取り組み、市政発展に努める。寄付金は有効活用させていただいております」などと感謝の言菓を述べた。
平井代表取締役は、「お陰様で、無事に安全に業務が遂行できている。今表彰は大変名誉なことであり、これを励みに今年も寄付できるよう一層生業に励む」などと挨拶した。
マスク不要を通知学校生活では
県教育委員会 教職員が率先して
県教育委員会は19日、教育現場でのマスク着用をめぐり、県立学校や各市町村教育委員会に通知を出し、教職員が率先してマスクを外し、児童生徒を指導するよう求めた。
通知には「学校生活全般で、原則マスクの着用は不要」と明記し、児童生徒にマスクを外してよい場面を伝えるよう促している。
県教委は4月28日にも、「学校教育でマスク着用は求めないのが基本」とする通知を出した。
しかし県教委が設置する電話相談窓口に「マスクを外したいのに、外せない雰囲気がある」といった声が多く寄せられ、改めて今回の通知を出したという。
男子は木更津一中優勝
卓球中学校団体戦 女子は太田中制す
木更津市卓球連盟(会長・萩原秀彦)主催「第75回萩原杯争奪卓球選手権大会・中学校団体戦」が21日、木更津市民体育館で行われ、男子は木更津第一A、女子は太田が優勝を決めた。
君津地域4市から45チーム(320人)が参加。
予選リーグ(男子8ブロック、女子6ブロック)の1位のみで決勝トーナメントを展開した。
今回はコロナ明けとあって約200人の観客が来場し、盛り上がった。
多くの応援に後押しされ生徒のプレーにも熱が入り、会場は終日、熱気に包まれた。
決勝トーナメントの結果(上位入賞校)は次の通り。
◎男子
▽優勝=木更津第一A
▽準優勝=君津A
▽第三位=昭和A、天羽A
◎女子
▽優勝=太田
▽凖優勝=昭和
▽第三位=君津、畑沢
書道・絵画・写真を展示
木更津市文化協会 駅ウインドーに
木更津市文化協会(会長・鹿島典子)は、26日、JR木更津駅のウインドーの展示について、6月~8月は作品を展示すると発表した。
今までは、木更津茶華道の会のメンバーが年間を通して季節の花を飾り、通勤客や電車の乗降客などの癒しの場となっていたが、夏は生花の保存が暑さのため難しいことから、3か月のみ作品を飾ることとした。
同文化協会所属の各部から、6月は書道作品、7月は絵画作品、8月は写真作品を展示する。
交通遺児福祉へ
自転車商木更津支部
千葉県自転車・軽自動車商協同組合木更津支部(支部長・高梨豊)は今月18日(木)、木更津市役所朝日庁舎を訪れ、健康こども部子育て支援誄へ、交通遺児福祉の増進のために役立ててほしいと、20,000円を寄付した。
これは、木更津市内での放置自転車の再利用収益金の一部を寄付したもの。
6月の花「紫陽花」
梅雨の時期楽しむ 開花期間が長く人気
6月の梅雨の時期を迎えると楽しみになるのが「紫陽花(アジサイ)」。
白・ピンク・青・淡緑・紫色などと一雨ごとに彩りを増す紫陽花は、うっとおしい雨も明るくしてくれる。
今年は例年より早くあちこちで見られている。
近年は、開花期間が長く、管理も容易で、『辛抱強い愛』などの花言葉から、偉大な母親に贈るのにぴったりと、母の日定番で歴史あるカーネーションに代わって贈答品として喜ぱれ、需要が増えているという。
紫陽花にはネガティブな花言葉「移り気・浮気」などがあるが、これらは、土の養分によって花の色が徐々に変わっていくことに由来している。
酸性は青色系、アルカリ性はピンク系。
紫陽花は、日本や中国、台湾、北アメリカなどが原産のユキノシタ科の落葉低木。
はっきりと葉脈が浮き上がり、光沢のある葉をつける。
花のように見える部分は、花びらではなく、卾が変形した萼(ガク)と呼ばれるもの。
ガクは別名「装飾花」と呼ぱれ、色づいているので外見上は花びらに見える。
紫陽花は花が終わった後、花芽を残すように上手に剪定を行えば、気象条件や肥料の過不足、水切れなどのアクシデントがない限り、翌年も沢山の美しい花を咲かせる。
花芽は種類によって異なり、旧枝咲きは、(イドランジア、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイなど。
春に伸びた新しい枝に花芽をつける新枝咲きは、アメリカアジサイ(アナベル)、ノリウツギなど。
花が終わったらすぐに、枝元二節を残す程度に短く切り詰める剪定がよい。
紫陽花は、挿し木でも簡単に苗を得られる。
梅雨時に新梢を挿してもよいが、初心者は3月ごろの休眠枝を挿すほうが、管理が容易で、発根率も高い。
管理には、1年を通して根元を乾かさないように水やりを行う。
鉢植えの場合は底面給水鉢を利用すると水管理が容易にできる。
「あぢさゐが藍となりゆく夜来る娟」(橋本多佳子)