信頼される税理士像へ 他【新千葉新聞】
- 2023/5/16
- ニュース
新千葉新聞2023年5月16日発行
信頼される税理士像へ
多くの来賓を迎え開催、議案は承認
県税理士会木更津支部 第22回定期総会
千葉県税理士会木更津支部(支部長・藤岡雅光、会員115、内訳個人97人・法人18社)による令和5年度「第22回定期総会」が、12日(金)午後3時30分から木更津市新田の東京ベイプラザホテルで開かれた。
開式に先立ち前年度逝去した会員へ黙祷を捧げ、冥福を祈った。
木更津支部総会には、茂木浩県税理士会会長、森重良二木更津税務署長、小川文野木更津県税事務所長、粕谷智浩袖ケ浦市長、渡辺芳邦木更津市長、石井宏子君津市長、高橋恭市富津市長、平野芳和県税理士政治連盟会長、内田恨一郎木更津商工会議所副会長ほか各種団体代表、木更津税務署幹部職員など多数の来賓を迎え開会。
藤岡支部長は主催者挨拶で「多くの来賓や会員の参加に感謝するとともに、~税理士の社会的使命の重要性を深く認識し、社会及び納税者に信頼される税理士像をめざし、会員の資質の向上と職業倫理の高揚に努め、協調と信頼の伝統のもと、関係税務官公庁、関連団体との相互信頼の輪を広げ、地域社会の発展に貢献したい」などと決意を込め挨拶した。
総会には本人出席56人、委任状34人、合計90人が出席、石渡正明千葉県税理士協同組合専務理事を議長に選任して開催された。
「令和4年度事業報告、財務諸表・収支計算書承認、監査報告」 「令和5年度事業計画・基本方針・各部運営方針・収支予算」 「規約の一部改正」など、一連の議案が審議され、全会
一致で承認された。
来賓を代表して粕谷市長、森重税務署長、小川県税小務所長、茂木県税理士会会員などが、今秋10月から始まる複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式「適格請求書(インボイス)制度」の周知徹底や、同会木更津支部の益々の発展を期して祝辞を述べた。
また席上、和田宏視加支部長へ感謝状や喜寿・長寿祝なども行われ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
「大活字本」66冊寄贈
「ちば興銀SDGS私募債」を活用
綜和熱学工業(株)木更津市立図書館に
(株)千葉興業銀行と綜和熱学工業㈱が3月13日に、「ちぱ興銀SDGS私募債」の制度を活用した図書の寄贈を木更津市立図書館に行い、4月28日、同館で「寄贈式」が執り行われた。
寄贈されたのは、「大活字本」66冊(22万円相当)で、寄贈式には、(株)千葉興業銀行木更津支店の鳥海浩之支店長、綜和熱学工業(株)(本店・木更津市)の和田洋夫取締役会長、和田啓代表取締役、和田健取締役相談役、木更津市立図書館の松本明子館長が出席した。
寄贈式では、鳥海支店長の挨拶のあと、和田洋夫取締役会長が「大活字本」を手に取りながら、「幅広い世代の人達の読書支援に寄与することが出来、光栄に思います」と挨拶を行った。
松本図書館長も「寄贈された本は、有効に活用させていただきます」とお礼の言葉を述べた。
木更津市では、共生化社会の実現に向け、様々な取り組みをしている中で、大活字本の寄贈はまさに時代に即したものであり、たくさんの利用がされることを期待しているとしている。
「大活字本」とは、視力の弱い人や、高齢者で文字が読みづらくなった人にも、読みやすいように、文字の大きさや行間等を調整し、大きな活字で組み直した本のこと。(埼玉福祉会ホームページより)
改選後初の新議員招集
木更津市議会 きょう臨時会開催
木更津市議会の令和5年5月臨時会が、きょう16日(火)午前10時から開かれる。
任期満了に伴う4月23日(日)の市議選により新たに24人の新議員が決まった(現職17人、新人7人=自民党3人、公明党4人、立憲民主党2人、日本共産党1人、無所属14人)。
今回は当選後初の臨時会のため、新議長や新副議長が選出される予定。(詳細後日)
上程議案は、専決処分の承認を求める議案2件と、木更津市監査委員の選任1件の計3議案。
上程議案は次の通り。
▽専決処分の承認=岩根人道跨線橋エレベーター設置工事(建築)について、契約金額の増額を行う必要が生じ、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めたため、エ事請負変更契約を締結することを4月7日に専決処分したので報告し、承認を求めようとするもの。
▽専決処分の承認=食費等の物価高騰に直面する低所得の子育て世帯への生活支援に係る経費について令和5年度一般会計補正予算を4月28日に専決処分した。(当紙2日付)
道路占用申請Web導入
道路管理関連業務の高度化の実証に向け
木更津市が締結 NTT東日本と協定
木更津市(市長・渡辺芳邦)と東日本電信電話(株)千葉事業部(執行役員千葉事業部長・境麻千子、以下NTT東日本)は今月10日に、「道路管理関連業務の高度化の実証に向けた共同検討に関する協定」を締結した。
これにより、事業者などが公道やその上空及び地下などへ設備を設置し、継続して道路使用する「道路占用」を行う際に必要となる行政機関への申請手続きについて業務効率化をはかり、ユーザビリティー及び行政サービス向上、社会インフラの管理に関わるコスト削減などを目指す。
これまで木更津市では、同申請を担当する窓口業務において、対面型及び紙媒体による申請手続きを行ってきたが、何点か課題があったため、課題解決に向けて、このほど、NTT東日本が提供する「道路占用申請Web」(以下「道路占用Web」)を導入・運用して、同申請の受付などの対応をすることとした。
「道路占用Web」を構築して同申請をオンライン化することで、行政機関の窓口業務における非対面化や、申請轡類作成のWeb化によるペーパーレス化及び申請許可情報の一元管理と進捗の見える化について実証する。
実証期間は5月10日から2024年5月9日まで(予定)。
今後、木更津市とNTT東日本は、同実証などで得られた知見を礎に、他の行政機関や電気・ガス・水道などといった他のインフラ事業者等へも「道路占用Web」の運用・利用を推奨することで、幅広くユーザピリティーと行政サービスを向上させ、業務効率化のほか、社会全体におけるインフラ管理コストの削減などをめざしていく。
かねだ写真展
アカデミアで開催
写真サークル「かねだ」(代表・鳩飼ふじ子)の『第33回写真展』が、14日(日)~26日(金)午前10時~午後5時、かずさアカデミアホール(かずさアートギャラリー・1階及び2階)で開かれている。
1階は風景写真(全紙サイズ・29点)、2階では、花と風景(ワイド4切サイズ・40点)を展示。
来場を歓迎している。
鳩飼代表(℡0438-41-1849)。