地産地消推進店を初認定 他【新千葉新聞】
- 2023/2/18
- ニュース
新千葉新聞2023年2月18日発行
地産地消推進店を初認定
「認定証」を交付、のぼり旗やステッカー
木更津市が募集 小売店・飲食店16店
木更津市は令和4年3月に策定した『木更津市食育推進計画』に基づき、市民に地場農林水産物等への理解と地産地消の意欲向上につなげ、生産と消費拡大を図ることを目的に、「木更津市地産地消推進店認定事業」を新設し、令和4年11月から募集を開始してきた。
12月末までの第1回募集には16店から申請があり、審査の結果、小売店6店、飲食店10店すべてを地産地消推進店として認定し、今月16日、市役所駅前庁舎で「第1回認定証」交付式を行った。
交付式には、任天者(店)代表などが来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、佐伯浩一経済部長、伊藤昌宏経済次長、松吉啓農林水産課長など関係者が出席した。
席上、認定店が順次紹介され、渡辺市長から「認定証」が交付された。
渡辺市長は、「木更津市の食育推進計画には、庁内の様々な部署と市民とが連携して積極的に取り組んでいる」などと経緯と進捗状況を紹介しながら、「今後も地産地消を一層推進し、それが生産者の生産意欲やお店の発展、市民の健康・幸福感にも繋がる様に努めて行く」などと挨拶、多くの参加(応募)に感謝した。
認定店を代表して、認定店1号の中国料理東洋木更津店の倉島和広常務取締役が、「当地域は良質な食材の宝庫。これからも安心・安全な地元食材を積極的に使用して行く。この認定制度は各店にも、生産者にも大きな励みになる。有難うございます」などと挨拶した。
なお今後、認定申請は、6月末と12月末締め切で年2回行われる。
今回の第1回認定は令和5年2月1日から3年間、事態のない限り自動更新される。
また認定基準を満たしているかの調査が随時行われるほか、グレード等の変更も行うことができる。
認定された16店には、
認定証の交付」「PR用のぼり旗」「ステッカー」が貸与され、市では、ホームページやチラシ等で広く周知し、地産地消に取り組んでいる店を応援していくほか、令和5年度には「認定店マップ」も作成し消費者(市民)に一層の周知を図る。
消費者は認定店が分かることで地場農林水産物が購入しやすくなる。
認定基準のグレードの付与では、取扱品の産地により4段階に区分し、
▽4つ星(木更津市産の米、野菜、果物、水産物)
▽3つ星(木更津産の野菜、果物、水産物など)
▽2つ星(君津・富津・袖ケ浦産の野菜、果物、畜産物、水産物など)
とした。
第1回認定店は次の通り。
【4つ星】
▽KURKKU FIELDS(小売店・飲食店)木更津産有機野菜
【3つ星】
▽中国料理東洋木更津店(飲食店)木更津産豚肉
▽梅月庭清見台本店(小売店)木更津産ブルーベリーを使用した菓子
▽茂寿司(飲食店)木更津産米
▽Les cadaeaux rouges(小売店)木更津産牛肉を使用した加工品(ハンバーグ)
▽マックスバリュ木更津請西店(小売店)木更津産野菜
▽中華食堂金龍(飲食店)木更津産米
▽マックスバリュ木更津太田店(小売店)木更津産野菜
▽宝家(飲食店)木更津産米
▽さかなと天ぷら さのや(飲食店)木更津産米
▽(株)高倉農産物直売センター(小売店)木更津産米・野菜
▽道の駅木更津うまくたの里(小売店)木更津産米・野菜
▽オーシャンテーブルカフェ木更津店(飲食店)木更津産牡蠣
▽ブッフルージュ(飲食店)木更津産豚肉
▽舵輪(飲食店)木更津産豚肉
▽ごくりっ(飲食店)木更津産豚肉
問い合わせは経済部農林水産課 TEL0438‐23‐8445。
県内から受講者66人
木更津市野球連盟 審判技術向上研修会
木更津市野球連盟(会長・森岳)主催の2023年(令和5年)「審判技術向上研修会(審判講習会)」が、12日(日)午前7時から午後3時20分まで、市内文京の木更津高校公式野球場で開かれた。
君津地域4市はもとより県内各市からの受講者66人(11団体・有志参加人)と、講師1人、ナビゲーター1人を含む総勢68人が参加。
協力校(モデル校)として木更津高校硬式野球部と暁星国際高校硬式野球部も加わった。
講師は日本野球連盟規則審判委員(国際審判員)で木更津市野球連盟審判部長の吉野弘則氏、ナビゲーター(兼講習会責任者)は木更津市野球連盟(木更津支部)の斉藤勝審判副部長が務めた。
開講式では、原口弘副会長による開式の言葉に続き森会長が主催者挨拶、同連盟終身名誉会長の滝口敏夫氏が歓迎の挨拶を述べた。
研修会は準備運動からスタート。
途中、休憩や昼食をはさみ、キャンプゲームまで11の実技で研鑽を積んだ。
受講者は次の通り。
▽木更津市野球連盟・17人
▽木更津・袖ケ浦支部中学校野球専門部・9人
▽木更津市少年野球連盟審判部・4人
▽市原市野球協会(市原支部)・11人
▽袖ケ浦市史体育協会野球専門部(袖ケ浦支部)・2人
▽君津市野球連盟(君津支部)・9人
▽富津市野球協会(富津市部)・3人
▽館山市野球連盟(館山市部)・1人
▽鴨川市野球連盟(鴨川支部)・4人
▽南房総市野球連盟(南房総市部)・3人
▽茂原氏野球協会(茂原市部)・2人
▽千葉県野球協会審判部有志(香取)・1人
木更津市の福祉に
菊池忠雄さん寄付
木更津市畑沢南5丁目1-9、菊池忠雄さんは今月8日、「木更津市の福祉に役立てていただきたい」と、社会福祉基金として20万円を木更津市に寄付した。
1~3級に16人合格
木更津商工会議所 珠算能力検定試験
日本商工会議所、木更津商工会議所主催、「第227回珠算能力検定試験(1~3級)」がこのほど木更津商工会議館で行われ、木更津珠算連盟所属の児童・生徒など多数が受験にいどんだ。
17日(金)に合格者が発表され、16人が合格。
合格者人数の内訳は、1級が3人、2級8人、3級5人。
合格者は次の通り。
()の数字は年齢。
オスプレイ部品公開必要なし
防衛省が木更津市に説明
防衛省北関東防衛局から今月5日、木更津市に次の通り情報提供があったと、同7日に同市が発表した。
2月4日(米国時間)に、米海軍航空システム及び海兵隊司令部が公表した内容について、米側から防衛省に対し、「オスプレイのクラッチを原因とする特有の現象の発生を予防するための措置の一環として、すべてのオスプレイについて、一定の使用時間を経過した一部の部品を交換することとした」との説明があった。
なお、記さr図師内の陸上自衛隊駐屯地に暫定配備されている陸上自衛隊のオスプレイについては、米軍専門部局より、令和2年11月初飛行後、運用を介して間もないことから、「部品交換を行う必要はない」と、防衛省から説明があったと明らかにした。
県内780人
16日のコロナ感染
県内で16日(木)、新たに780人が新型コロナウイルスに感染し、11人が死亡したと発表された。
感染者は前週の木曜日から491人減少。
感染者数は年代別では40~49歳が131人で最多。
新規クラスターは4件確認され、君津地域では木更津市内の高齢者施設で7人が感染した。