建設業をキャリア教育へ 他【新千葉新聞】
- 2022/12/23
- ニュース
新千葉新聞2022年12月23日発行
建設業をキャリア教育へ
3人の講師を招き建設業の仕事を知る
畑沢中学校1年生 出張授業を展開
木更津市立畑沢中学校(校長・上田真里、生徒数325人)で、1学年3クラスを対象に、総合的な学友の時間を活用したキャリア教育の一環として、出張授業「千葉県の建設業の仕事」を開催した。
これは、NPO法人企業教育研究会が、千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば・・事務局・千葉県土整備部 建設・不動産業課内)と連携した授業プログラムである。
コロナ禍で職場体験学習が実施できていない状況であること、実施可能であっても生徒が直接触れることが難しい「建設業」の仕事を知ること、さらに建設業が自分たちの生活にどのような影響を及ぼしているかなどを考える良い機会になると考え、企画された。
出張授業のコーディネーター役として、長野造形大学非常勤講師の市野敬介氏、地域建設業者の株式会社安川組代表取締役の安川新一氏、株式会社川名工務店取締役の川名泰氏を講師に招き、生徒たちの興味関心が高まるような映像教材や飼料により学習意欲を喚起する授業展開となった。
「同じ現場は二度とない。経験がものをいう仕事であること」という言葉を通して、今、生徒たちに求められる多様性に臨機応変に対応する力や、深く考える力、状況把握をする力などの必要性についても学ぶことができた。
出前授業は建設業の普及・進行も目的の一つであると言う。
自分たちの仕事にもプライドを持っている事や地域に必要な職業であること、ないと生活が成り立たない職業であること、それにプライドを持って手を取り合って普及活動に取り組んでいる-という暑い思いが伝わってくる授業だった。
授業後、「建設業の仕事は知らないことばかりで驚いた。自分たちの生活を支えてくれている職業であることがわかり、感謝の気持ちを持つことができた」「地域にはなくてはならない職業であることを自覚し、その仕事にプライドを以ってやっている姿勢に感動した」等の感想が多く寄せられた。
最後は、生徒代表のお礼の言葉と感謝の気持ちを込めた合唱を講師の方々へ贈り、授業の幕を閉じた。
子や親の笑顔あふれて
木更津こどもまつり 『写真報告集』完成
穏やかな冬晴れのもと盛大に開催された「第19回木更津こどもまつり」(実行委員長・宮崎栄樹)の『写真報告集』がこのほど完成し、会計報告と併せ、奥野協力団体等に感謝して配布した。
同まつりは、11月19日(土)JR木更津駅みなと口(西口)ゆりかもめ寺町分館周辺各所で開催、過去最大の約1万人(内スタッフ800人)の人出で賑わった。
この「こどもまつり」は、地域子育てセンター「ゆりかもめ」が主管して7年間にわたり開催してきた《青空クラブ合同運動会》の500人を超える大規模化に伴い、同運動会を発展的に廃止し、「木更津こどもまつり」として開始されたもので、来年は第20回を迎える。
100枚以上の写真で編集されている『第19回木更津こどもまつり写真集』には参加者の笑顔があふれ、「これなら私も出来るかも?来年は参加してみようかな?」と、参加意欲と期待を膨らませる内容となっている。
次回は来年11月18日(土)に開催予定。
奇跡の歌声 こころの歌
八幡台公民館 佐々木息吹さん出演
日本ミュージックセラピスト協会 認定雄音楽療法士・長尾彰久さん(かずさ音楽療法研究会、木更津市真里谷)による、ハープと歌の「音楽会」が、きょう23日(金)午前10時30分~11時30分まで、木更津市市立八幡台公民館で開かれる。
同音楽会には、八幡台に居住する38歳の青年、佐々木息吹さんが車いすから立ち上がって歌えるようになり参加する。
佐々木さんは2020年4月に脳腫瘍を発症し7時間を超える手術の後に放射線治療と抗がん治療を行い、療養生活で全盲となり、ほとんど寝たきり状態で車いす生活になった。
2021年春からは副作用が強い抗がん剤治療を辞めた。
音楽が好きだった佐々木さんは両親から音楽療法を勧められ、かずさ音楽療法研究会の荒木博子さん、町田浩子さん、切明畑節子さんの指導により歌唱に取り組むと病気が回復してきた。
自身の心境を「こころの歌」に託し奇跡の歌声を披露する。
他にクリスマスの歌や懐かしの歌などもみんなで楽しく唄う。
浄財約22万円
木更津東RCなど
木更津東ロータリークラブ(会長・大里光夫)の社会奉仕プロジェクト委員会(委員長・宮寺順子)と青少年奉仕委員会(委員長・倉島和広)、木更津総合高校の生徒会(生徒会長・鈴木明輝)及び木更津東ロータリークラブ・インターアクトクラブ(部長・富永遥人)による、『歳末たすけあい募金活動』が20日、木更津駅東口と西口等で実施された。
同活動に寄せられた浄財は21万9204円となり、木更津市社会福祉協議会に「歳末たすけあい募金」として寄託された。
県9135人
21日のコロナ感染
県内では21日(水)荒単位9135人が新型コロナウイルスに感染したと発表された。
9000人を超えるのは2日連続。
前週の水曜日から466人増えた。
また8人が死亡した。
クラスター(感染者集団)は22件。
房総子どもかるた大会
木更津市子ども会育成連絡協議会
イオンモール木更津 26日まで参加者募集
木更津市子ども会育成連絡協議会は来年1月9日(月・祝)、イオンモール木更津で「ご当地スポーツを楽しもう!房総かるた」を開催する。
内容は、5歳~小学6年生が対象の「房総子どもかるた大会」(要申込)を中心に、過去の同大会に参加した優秀選手が華麗なプレーを披露するコーナーや、「ご当地かるたで遊ぼう《千葉県の郷土かるた》」(申込不要)、干支のうさぎを題材にした「オリジナルかるたを作ろう」コーナー(申込不要、参加費有)もある。
このうち「かるた大会」は事前申込制で、今月26日(月)まで参加申し込みを受け付けている。
「かるた大会」の詳細は次の通り。
【部門・対象】
①低学年の部 ②高学年の部-の2部門。
各部門の対象は ①年長(5歳)~小学3年生、3人1チーム ②小学4~6年生、3人1チーム。
※2人1チームでも参加可能。高学年の部には低学年の部の対象者も参加可能。
【開催時間】
①午前10時30分~午後0時30分(受付開始10時) ②午後2時30分~3時30分(同1時)。
【対戦方法】
▽予選リーグ戦(複数チームによる総当たり戦<8リーグ>。角リーグ上位1チームが本選に進む)
▽本戦トーナメント戦(予選を勝ち上がった8チームによる勝ち抜き戦を行う)。
【その他】
▽参加費無料
▽参加賞・上位商品あり
【申込方法】
▽QRコードから。
申し込み多数の場合は抽選となる。
結果は、メールで連絡する。