市政と円滑な協力推進 他【新千葉新聞】
- 2022/11/16
- ニュース
新千葉新聞2022年11月16日発行
市政と円滑な協力推進
北村会長と5人の副会長が課題を提出
木更津市区長会連合会 市と意見交換会
木更津市区長会連合会(会長・北村和則、区長・227人)は、14日(月)午前10時から市役所駅前庁舎・市長応接室で、約1時間、市長をはじめ市執行部との意見交換会を開催した。
区長会連合会は、住民の融和と連帯を基調として市内の区(自治会・町内会)が相互の緊密な連絡調整を図るとともに、市政との円滑な協力関係を推進し、木更津市の発展と市民の福祉向上に寄与することを目的に組織されており、昨年度同連合会は設立50周年を迎えている。
この節目を記念して、このほど開催された「木更津市制施行80周年記念式典会場(於・かずさアカデミアパーク)」に《木更津市区長会連合会50年の歩み》のパネル展示を行い、関心を集めた。
今回の意見交換会には連合会から、北村会長と5人の副会長=長谷川吉一(真舟地区)、青木健(岩根東地区)、清水一太朗(請西地区)、齋藤富士男(岩根西地区)、浅川榮治(太田地区)=が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、重城正義市議会議長、廣部昌弘教育長、重城貴浩市長公室長、伊藤浩之総務部長、篠田貞明市民部長、吉田究都市整備部長、秋元淳上位区部長などが出席した。
意見交換会に先駆け北村会長は、連合会活動趣旨に沿い、この会が有意義であるよう願い、開催に感謝した。
意見交換会は連合会から事前に提出された意見・課題など7項目に対し、各部長などが詩としての現況や今後の対応などを説明する方式で進められた。
その他では、
▽市内の公民館・学校・公園などの公共施設の全トイレの洋式化で、誰もが使いやすいように早急に改善要求。
▽人口h増加しているのに自治会加入者が減少、連合会でも活動の活発化を図るが、市でも自治会の重要性をPRしてほしい。
▽横断歩道の白線が摩耗して見えにくくなっていて危険、
-などが出された。
市長・議長は活発な意見交換に感謝し、「より良い木更津市構築のために、本日の内容を誠心誠意検討し、しっかりと対応していく」などと挨拶した。
事前に提出された意見・提案・要望等は次の通り。()は部長等の応答。
▽木更津飛行場周辺まちづくり構想の詳細な説明(飛行場周辺住民への説明会市長により対応)
▽請西・真舟地区の災害時避難所として文京・清見台公民館は遠すぎる。新たな公民館建設予定は?(避難所は請西小・真舟小・木二中・太田中・拓大紅陵高校・清和短大が利用可能。新規公民館建設予定はない)
▽災害時の停電対策(避難所に指定されている46施設に新たに1台ずつ発電機を設置済み)
▽駅前庁舎内入口のタイルの破損、豪雨時の朝日庁舎駐車場の冠水について(施設管理者に修繕要望する。新庁舎は冠水対策も行うが、現状では事前の天候予測で早めの案内を図る)
▽担当者職員全員が移動で事務に支障をきたす部署が数か所あった(できる限り支障のないよう配慮する)
▽朝日庁舎入口市道の冠水(排水路の清掃などで対応していく)
▽防犯灯リース契約終了後、LED灯の交換費用は市負担としてほしい(LEDの寿命、修理・交換などの維持管理費など今後、市と自治体とのあり方を検討していく)など。
勇気ある行動に 第三管区海上保安本部から感謝状
プレジャーボートの火災から6人を救う
木更津海上保安署 人命救助の2人を称え
海上保安庁木更津海上保安署(署長・市村隆志)は12日、署内で、木更津市在住の人命救助功労者、鈴木翔也さん(27)と畠山善行さん(36)の2人へ『第三管区海上保安本部(本部長・羽山登志哉)感謝状』の伝達式を挙行した。
2人は、今年9月17日午前9時ごろ、木更津市久津間海岸沖でプレジャーボート(船長・鈴木翔也、同乗者・畠山善行)で遊漁中に、小櫃川河口から沖に向け航走していた別のプレジャーボートが停泊した際、船尾付近から白煙が上がり、次第に黒煙に変わったことに気づき、火災と判断し、道ボートに急行。
船尾から炎が上がったため、急いで風上側に回り、パニック状態にあった子ども3人と大人3人の計6人を自分のプレジャーボートに移乗させ、炎上するボートから離脱し、無事救助した。
するとその直後、同ボートは爆発音とともに大きな炎が上がり沈没した。
席上、市村署長は功労者2人に対し、「自らの生命の危険も顧みず、とっさの判断と連携、勇気ある行動で尊い6人の命を守ってくれた」と深く感謝するとともに、恩後も一層の理解と協力を願った。
鈴木さん・畠山さんの両人は、「初めての経験でしたが、思ったより冷静に対応ができました。子ども3人を移乗させた後、大人が貴重品を撮りに行こうとしたが止めて、移乗させてよかった」と振り返った。
また、プレジャーボートの事故が多発している事にも触れ、「自分も含め、船体(エンジン部分など)の点検、天候(特に風)のチェックを入念に行い、事故のないように海のレジャーを楽しみたい」と話していた。
県1288人
14日のコロナ感染
県内では14日(月)、新たに1288人が新型コロナウイルスに感染し、4人が死亡したと発表された。
感染者数は前週の月曜日から291人増加。
新規クラスターは5件確認。
1~3級に14人合格
木更津商工会議所 珠算能力検定試験
日本商工会議所、木更津商工会議所主催、「第226回珠算能力検定試験(1~3級)」がこのほど木更津商工会館で行われ、木更津珠算連盟所属の児童・生徒などが受験、14人が合格した。
合格者の内訳は、1級が1人、2級4人、3級9人。
合格者は次の通り。
()は年齢と所属塾。
篆刻や刻字の作品展示
イオン木更津朝日 上総仲春印会作品展
上総仲春印会(代表・陶山隆司)主催、木更津市制施行80周年記念(事業)「第32回上総仲春印会作品展」が、きょう16日(水)~19日(土)午前9時~午後5時(最終日は午後4時迄)、イオンタウン木更津朝日2階多目的ホール(グリーンホール)で開かれる。
同会は平成元年、「県立上総博物館友の会篆刻(てんこく)サークル」として発足。
博物館の県立から私立への移管に伴って発展的改組を図り、平成17年に「上総仲春印会」と改称し引き続き活動を続けてきた。
この間、組織の啓蒙と会員の意欲向上を図るため、毎年作品の展示会を開催し、多くの好評を博するようになった。
作品展では、会員が学習している篆刻(てんこく=石に彫った印)や刻字(こくじ=木彫り)作品を展示する。
各種体験コーナーもある。
奥野来場を歓迎。
なお、同会は桜井公民館で月2回、土曜日に活動している。
問い合わせは陶山(すやま)代表へ(TEL090-5563-5784)。
出品者は次の各氏。
木更津震度3
震源は三重県南東沖
14日午後5時9分頃、三重県南東沖を震源とする地震があり、福島県双葉町と浪江町、茨城県つくばみらい市で震度4を観測した。
震源の深さは約350キロ、マグネチュードは6.1と推測される。
木更津市で震度3、君津市、富津市、袖ケ浦市で震度2を観測した。
津波は心配なし。
異常震域、深発地震だった。
溶接技術と設計CAD
ポリテク君津 2セミナーで募集
千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター「ポリテクセンター君津」(君津市坂田428)では、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、在職者を対象に短期間の職業訓練(能力開発セミナー)を行っている。
現在、次の2つのセミナー受講生を募集中。
いずれも締め切りは11月30日(水)。
【TIG溶接と被覆アーク溶接による組合せ溶接技術】
▽日程=12月14日(水)~15日(木)の2日間、午前9時10分~午後5時。
▽対象=TIG溶接やアーク溶接作業に現在従事している人、これから鋼管(パイプ)溶接をする人。(TN‐F及びN‐2F相当の技量保有者)
▽内容=被覆アーク溶接・TIG溶接の知識・溶接条件、下向き・立向き・横向き溶接(板材)、水平固定管溶接・鉛直固定管溶接、製品の評価方法・問題点の把握と解決手法。
▽持参するもの=筆記用具、作業服(長袖)、作業帽(またはヘルメット)、安全靴。※普段使用している工具、保護具の持ち込み可。
▽定員=10人
▽料金=2万円(税込)
【3次元CADを活用したソリッドモデリング技術】
▽日程=11月14日(水)、15日(木)、16日(金)の3日間、午前9時10分~午後5時。
▽対象=設計・CAD業務に携わっている人、またはその候補者。
▽内容=設計プロセス、3次元CADの種類と特徴、スケッチ作業のポイント、幾何拘束と寸法拘束、モデリングのポイント
▽持参するもの=筆記用具
▽定員=10人
▽料金=2万1千円(税込)
申し込みは必要事項を受講申込書に記入しFAXで。
申込書は同p@織テクセンターホームページからダウンロードできる。
申し込みや問い合わせは訓練課(TEL0439-57-6313、FAX同57-6386)。