看護師へ決意も固く 他【新千葉新聞】
- 2022/3/6
- ニュース
新千葉新聞2022年3月6日発行
看護師へ決意も固く
君津中央病院附属看護学校・卒業式
医療の担い手男子5人 58人が巣立つ
君津中央病院企業団(企業長・田中正)を経営母体とする、国保直営総合病院君津中央病院(医院長・海保隆)附属看護学校(学校長・木村博昭)の、「令和3年度第45回生卒業式」が4日、同校体育館で厳粛に挙行された。
今年度の卒業生は58人(うち男性5人)。
例年同式典は企業団外部の行政・医療・保護者など多数の来賓を迎え実施されてきたが、今年度も昨年度と同様に、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、規模を縮小、学校関係者のみで行った。
『卒業証書』「専門誌商業授与書(正看護師)』授与では、卒業生一人ずつ呼名後、代表の酒井虹佳さんに木村学校長から授与された。
続いて成績優秀者に特別賞が贈られ、千葉県知事賞は坂井虹佳さんが受賞した。
木村学校長は式辞で、房総半島台風やコロナ禍の中で3年間の学校生活に触れながら、様々な困難を乗り越えて卒業の日が迎えられたことを喜び、家族や教職員、院外行使などの尽力に深く感謝し、「日々是好日、患者さんに寄り添い、求められる看護師になってほしい。悩むことがあったら、先輩・仲間に相談したり、学校にも来てください」などと呼びかけ卒業を祝った。
田中企業長、海保病院長、金綱はるみ看護局長もそれぞれに、4月からの荒波に対し、「風はそれを乗り越えられる人に吹く」「医学は日進月歩、学びは一生」「コロナ禍の生活は大変だったが、これからの人生にキット役立つ」など様々に激励と期待の言葉を送った。
在校生代表の杉本夕璃さん(2年)が、「先輩たちの看護に対する強い思い、学ぶ姿に教えられた。私たちも目標に向かって学びを深める」と誓い送辞。
卒業生代表・酒井虹佳さんは答辞で、コロナ禍の日々を振り返り、「看護の重要性・難しさを改めて認識した。それぞれの医療現場に即した看護ができるように頑張る」などと力強く決意を語り、多くの人々のお陰で卒業できると感謝した。
今円ン度の卒業生は君津中央病院に41人、君津地域内の医療機関に9人、千葉県内に7人、県外に1人、それぞれ勤務する予定。
特別表彰者は次の通り。
▽千葉県知事賞=坂井虹佳
▽千葉県看護協会長賞=小曽根愛華
▽企業長賞=倉崎美奈
▽学校長賞=坂井楓華
(敬称略)
社会福祉事業の功績称え
木更津市で伝達式 平野弘和氏を大臣表彰
木更津市では3日、「令和3年度社会福祉事業従事功労者厚生労働大臣表彰」の行商上伝達式を市役所駅前庁舎・市長応接室で行った。
受章者は、社会麩すし法人岩根福祉会理事長の平野弘和氏。
社会福祉事業従事者等に対する厚生労働大臣表彰は、社会福祉事業に永年従事され、その構成が特に顕著であると認められる人に対して表彰する制度。
平野氏は、地震が理事長を務めている社会福祉法人における、社会福祉事業の発展向上への顕著な功績に対し、後藤茂之厚生労働大臣の表彰状が贈呈されたもの。
平野氏は、昭和62年10月より岩根保育園に勤務し、平成2年4月からは円超として長きにわたり保育事業に携わってきた。
平成6年から現在に至るまで、木更津市保育協議会の会長を務め、認可保育施設相互の親睦や連携、保育士の資質及び技術の向上を図るとともに、保育事業の健全な発展に寄与している。
また、全国私立保育連名の幹事として、全国の保育園等の処遇向上に取り組んでいる。
木更津市子ども・子育て会議においてもスタート当初より議長を務め木更津市子ども・子育て支援事業計画の作成及び推進に尽力。
平成30年11月3日には「平成30年文化の日千葉県功労者表彰」を受け、今回、多年にわたり社会福祉事業に尽力した構成気が顕著であることから令和3年11月19日に厚生労働大臣表彰受賞となった。
市民PRランナーを応援
「Road toアクアラインマラソン2022」
木更津市が任命式 2人に任命書を贈呈
今年11月6日に4ンンぶりに開催される「ちば赤生亜ラインマラソン2022」に向け木更津市ではマラソンに初挑戦する人を応援する「マラソン初挑戦サポート企画~Road toアクアラインマラソン2022~」の一環として、市民PRランナーの選出(抽選会)を1日に駅前庁舎市長応接室で行い、4日にはどうランナーへの任命式を同所で実施した。
市民PRランナーに当選したのは、三枝聡(みえださとし)さん(34、富士見、公務員)、と和田昭洋(わだあきひろ)さん(36、貝渕、会社員)。
渡辺芳邦市長からそれぞれに任命書が贈呈され、「市民からの熱い応援を力に頑張ってください。活力あふれる木更津市をPRしてほしい」などと激励した。
三枝さんは2年前から木更津市民。
大会出場もフルマラソンも初めて。
「先ずは感想を目指します。健康に走ることを通して原料も図りたい」などと挨拶。
和田さんはサーフィン愛好者。
「今年子供が生まれたので妻と子供に勇姿を見せたい。プロのサポートを受けられることは嬉しい。感想を目指し頑張ります」と意欲を見せた。
「Road toアクアラインマラソン2022」とは、木更津市のスポーツ振興の一環として、過去2回大会に次ぐ3回目の企画。
これまで10キロ以上を超えるマラソン大会の出場経験がないランナー(市民)に対し、フルマラソン完走を目指してもらおうとするもので、ランナーが完走できるよう、大会当日までトレーニング方法や食事面等をサポートする企画。
さらに初マラソンに挑戦する2人のづがたを負ったドキュメント動画を制作しSNS等で配信する。
同事業を通し市では大会を盛り上げ他のランナーも応援する。
トレーニング帆応報の指導はきさらづスポーツコミッション、食事面は木更津市の健康増進課の栄養士が「健康的な体づくり」を中心にサポートする。
今後の練習会日程は、両PRランナーと調整しつつ決定。
練習会は誰でも無料参加できる。
詳細は市HP等で発表される。
初戦は山梨学院と対戦
センバツ野球大会 木更津総合は20日に
今月18日(金)に甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する、「第94回選抜高校野球大会」の組み合わせ抽選会が4日、オンラインで開かれ、6年ぶり4度目出場の木更津総合は、1回戦で2年ぶり5度目出場の山梨学院と対戦することが決まった。
山梨学院は2019年まで県大会で4連勝するなど9度の甲子園出場暦があり、昨秋の関東大会では準優勝している強豪。
大会には32校が出場し13日間行われる。
木更津総合は大会第3日目(20日)お第1試合(午前9時開始予定)に登場する。
4市で計99人が感染
県4日発表コロナ 県内は3671人
県によると、君津地域では4日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で62人、君津市18人、袖ケ浦市12人、富津市7人、4市合わせて99人確認された。
1週間前の2月25日(木・48人、君・22人、富・11人、袖・22人、地域総数・103人)と比べると、木更津市以外の3市で減少。
地域総数は2月27日(104人)以降、100人を上回っていたが、6日ぶりに下回った。
同日現在における4市の累計感染者数は、木更津市が4849人、君津市2473人、富津市1207人、袖ケ浦市2111人に増えた。
千葉県内では同日、3671人の感染と18人の死亡が新たに判明した。