約650の商品を積載他【新千葉新聞】

新千葉新聞2021年7月18日発行

約650の商品を積載

木更津市が高齢者支援、利便性図る
（株）カスミがあすから　移動スーパー運行

木更津市は高齢者支援の一環として、（株）カスミ（代表取締役社長・山本慎一郎、本社・茨城県つくば市）と、官民協働により移送スーパーの運行をあす19日（月）から開始する。
これに先駆け、16日（金）午前11時から、イオン田員朝日南出入口でオープニングセレモニーを行った。
軽トラックに冷凍庫・冷蔵庫を備え、約650の商品と積載した移動スーパーが披露され、きさポンも参加して運行を祝った。
伊神里美（株）カスミ執行役員、同社のUXデザイン関係者、大信智治カスミ木更津朝日店店長、北林義英イオン田員（株）取締役営業本部長など関係者多数が参列。
木更津市からは、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、鈴木賀津也副支部長、佐伯浩一経済部長他福祉部・経済部職員が出席した。
式では伊神役員が同社の概要を説明し、「今後も地域に必要とされる店舗展開を目指し、地域住民のコミュニティーつくりにもかかわっていきたい」などと挨拶、木更津市やイオンタウン（株）の協力に感謝した。
渡辺市長は、地域のニーズに対応した同取り組みに感謝し、「市民が住み慣れた地域でいつまでも元気で過ごしてもらえるように、コミュニティーの推進にも大きな力となり、大変心強い」などと御礼の言葉を述べた。
続いて伊神役員と渡辺市長によるテープカットが行われた。
この移動スーパーでは木更津新p電子地域通貨「アクアコイン」によるQRコード決済も可能。
（株）カスミは首都圏の1都5県に187店舗を展開、移送スーパー部門は9年の経験を有し、木更津店は7台目。
今回の移動スーパー運行に当たっては昨年11月に（株）カスミからの提案により今日まで準備が進められ、（株）カスミと木更津市は4月20日に、「買い物支援及び地域の見守り活動推進に関する協定」を締結している。
同市では、生活支援コーディネーター、地域包括支援センター、市内各自治会等の協力を得て市内12地区、43か所を選定した。
士気を見学していた市内貝渕居住の女性（82）は「品物もたくさんあって、私の家の近くにも来てくれたら嬉しい」と話していた。
同車は、月＝金曜日まで1～2人態勢で運行され、担当者は「スーパーカスミで扱っている商品は何でも持っていきます。リクエストしてください」などと呼びかけていた。
なお移動スーパーのトラックには、つくば市のマスコットキャラクター・ふくろうの「つくつく」と木更津市の「きさポン」が仲よく描かれている。

試験飛行実施

16日にオスプレイ

木更津市は16日、陸上自衛隊木更津駐屯地における4機目の整備機体となる米海兵隊輸送機MV-22オスプレイの試験飛行が同日（金）実施されたと発表した。
防衛省北関東防衛局から情報提供があったもので、あす19日（月）以降、整備完了の上、木更津駐屯地から帰投する予定、としている。
なお、既報の木更津駐屯地に暫定配備されている輸送機V-22オスプレイの他飛行場への飛行に関し、県内では館山市の海上自衛隊館山航空基地を使う予定という。

近代詩文書など公募展

毎日書道展　地元関係は38人入選

『第72回毎日書道展』（毎日新聞社、毎日書道会主催）の入賞・入選者がこのほど発表された。
同書道展は、漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆刻、刻字、前衛書と、書道の全部門を網羅する日本最大の公募展。
例年の出品数は約3万点にのぼる。
君津地域からは公募部門（U23部門＝23歳以下部門を含む）で、38人が入選した。
入選者は次の通り。

君津3、木と富は各1人

16日県発表コロナ　県内は277人感染

県によると、君津地域では16日、君津市で3人、木更津市と富津市で各1人、計5人の新型コロナウイルス感染が確認された。
袖ケ浦市は出ていない。
年代は10代～60代で、感染経路は3人が同居家族、2人が不明。
新規感染者は次の通り。
①職業等②推定感染経路③検査確定日
【木更津市】
▽20代女性①アルバイト②不明③14日
【君津市】
▽40代男性①自営業②不明③14日
▽40代女性①アルバイト②同居家族③15日
▽10代女子①児童・生徒②同居家族③15日
【富津市】
▽60代女性①保育関係者②同居家族③15日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が717人、君津市288人、富津市142人に増えた。
袖ケ浦市285人は変わらない。
県内では277人の感染と1人の死亡が判明。
1日当たりの感染者数が270人を上回るのは1月30日以来で、2度目の緊急事態宣言解除後、14日から3日連続で最多を更新した。
同日現在の累計感染者は43076人、死亡者は723人となっている。

百目木公園プールオープン

袖ケ浦市で人気　8月31日まで開園

袖ケ浦市の百目木公園プールが17日（土）例年より約1週間遅れでオープンした。
8月31日（火）まで開かれる。
昨年はこコロナのため開園できなかったが、全量50メートルの大型すらーだーや滝の流れるプールが好評で、水鉄砲や噴水付きシーソー、滑り台を備えたプールもあり楽しめる。
開園時間は午前の部が9時～正午、午後の部が2時～5時。
午前・午後の入替制で、各300人の入場制限をする。
入場料金（市内在住・在勤）は個人が3歳以下無料、4歳～中学生280円（市外420円）。
団体（25人以上）は4歳～中学生220円（330円）、一般440円（660円）。
土・日、お盆期間は、団体利用はできない。
マスク着用をと。
問い合わせは同公園管理事務所へTEL0438-75-7277。