危険な消防業務で功績 他【新千葉新聞】
- 2021/5/11
- ニュース
新千葉新聞2021年5月11日発行
危険な消防業務で功績
木更津市叙勲伝達式 篠田清隆氏に栄え
木更津市は10日、元木更津市消防監(消防長)の篠田清隆氏(65、木更津市瓜倉)への「叙勲伝達式」を挙行した。
市役所駅前庁舎8階市長室で行われた叙勲伝達式には渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、高岡禎暢消防長などが出席し祝意を表した。
これは内閣府賞勲局による4月29日発令の「第36回危険業務従事者叙勲」により、篠田氏が『瑞宝双光章』を受賞したことに伴うもの。
「危険業務従事者叙勲」は、国民の生命・身体・財産を火災等の災害から守るため、永年にわたり危険性の高い業務に従事した功績者に授与されているもので、春秋の定例叙勲とは別に、平成15年11月から設けられた制度。
対象職種は「防衛」「警察」「消防」等の危険性の高い業務に従事した55歳以上の元公務員。
今回の叙勲は、消防業務では全国631人、県内では32人が栄に浴した。
このうち瑞宝双光章は全国で314人、県内では25人。
篠田氏は、昭和54年4月木更津市に奉職、平成28年3月定年退職、勤続年数37年。
「この間一番つらかったことは火災で犠牲者が出た時。火災消火は義務ではあるが、何より火災を出さないことが大切ということを痛感した。以後、火災予防を市民に広く周知することを大切にしてきた」と振り返る。
現在は障がい者福祉施設に勤務し防火・防災担当を務めるほか、きさらづスポーツコミッション理事長として木更津市のスポーツ振興・発展に尽力している。
久留里線活性化に向け
沿線地域の振興図る 協議会を開催
JR久留里線活性化協議会は4月30日、午後12時かr他君津市役所で、「令和3年度JR久留里線活性化協議会総会」を開催した。
出席者は、君津市長の石井宏子氏(会長)、木更津市長の渡辺芳邦氏(副会長)、袖ケ浦市長の粕谷智浩氏(副会長)、千葉県総合企画部長の鎌形悦弘氏(監事)、東日本旅客鉄道(株)千葉支社企画部長の森原大輔氏。
総会の報告事項として、
▽令和2年度事業報告
▽部会の設置について
-が話された。
議案審議では、
▽令和年度収入支出決算について-を可決、
▽令和年度事業計画、収入支出予算及び令和3年度負担金について-を可決。
令和3年度予算額は126万827円。
令和3年度事業計画では、県君津地域振興事務所が主催する県民の日のイベント「久留里線で行く君津地域ふるさと探検ツアー2021」に協力。
同ツアーが実施される6月12日、同15日、7月12日、同28日に、木更津駅党でおもてなしを予定。
議案「規約の変更」についても可決された。
その他、協議会の取組として、
▽沿線地域の教育施設で行ったワークショップや久留里線車内及び駅周辺施設等での街頭インタビュー等で聞き取りした意見をまとめて、「壁新聞」にまとめて、久留里線車内や沿線の駅舎、公認巻頭の公共施設で掲示している。
▽情報発信事業として、苦し船や沿線スポットのドローン映像や画像を編集した30秒のPR動画を作成した。
木更津駅など千葉支社管内の駅構内ディスプレイ、室町ちばぎん三井ビル、木更津駅バスロータリー、海ほたる、袖ケ浦駅・長浦駅自由通路、公共施設内のデジタルサイネージなどで、順次配信を行っている。
同協議会では、令和2年4月の設立以来、新型コロナの感染防止に最大限配慮しながら、各種事業に取り組んできた。
今回の会議もコロナウイルス感染拡大防止のため、万全な対策を講じた上で実施した。
引き続き、少しでも多くの人に久留里線を利用してもらえるよう様々な取り組みを行い、久留里線の持続的な発展と沿線地域の振興を図っていくとしている。
君津を富津で各1人感染
8日県発表コロナ 県内は新たに162人
県によると8日、君津地域では君津市と富津市で各1人の新型コロナウイルス感染が確認された。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【君津市】
▽10代児童・生徒男①不明②7日
【富津市】
▽70代自営業男性①不明②6日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、君津市が167人、富津市は67人に増え、木更津市509人、袖ケ浦市194人は変わらない。
同日、県内では新たに5人の死亡と162人が感染したと発表した。
9日、県内では1人の死亡と152人の感染が判明した。
君津地域からは出ていない。
同日現在における県兄の累計感染者数は34402人、死亡者数は641人。
変異株感染者は新たに60人が確認され、累計で717人となった。
5月の夜間飛行
木更津駐屯地日程
防衛省は4月30日、陸上自衛隊木更津駐屯地に所属する航空機による夜間飛行情報の公表を始めたが、防衛省北関東防衛局から木更津市に入った連絡によると、同駐屯地のホームページに毎月下旬、翌月分を掲載する(既報)。
5月は11日(火)~13日(木)、17日(月)~21日(金)、24日(月)~28日(金)に、輸送ヘリCH47や対戦車ヘリAHISなどが夜間飛行するが、輸送機V-22オスプレイの予定はない。
城下町久留里を歩く
県民の日君津地域の行事
県民の日君津李域実行委員会では、県民に君津地域の魅力を認識・再発見してもらうため県民の日君津地域行事を企画・開催している。
今年度は、JR久留里線活性化協議会の協力のもと、久留里線乗車から始まる2本のバスツアーを、各2回開催する。
ツアー名は【久留里線で行く君津地域ふるさと探検ツアー2021】で《第1弾》は「城下町久留里を歩く~名水の里を巡って~」
《第2弾》は「ブルーベリー農園と郷土博物館~自然の恵みと歴史を満喫!~」
▽「城下町久留里を歩く~名水の里を巡って~」=6月12日(土)、同15日(火)、午前8時45分木更津駅集合。
御膳は久留里線乗車(区間・木更津~久留里)、久留里街歩き(久留里観光交流センター発、井戸・寺・新井白石居宅跡等)、昼食は割烹旅館・山徳で地元食材弁当、午後は、久留里城・久留里城資料館・君津市森林体験交流センターでの甲冑体験、道の駅木更津うまくたの里、木更津駅で解散(予定・午後4時30分)。
約3時間歩く。
天候等により中止や内容の変更となる場合がある。
対象者は、県内在住の小学生以上。
小学生は保護者の銅版画必要。
定員は各20人(申し込み多数の場合は抽選となる)。
申込方法は、ハガキで事前申込で5月14日(金)必着のこと。
1組4人まで。
参加費は無料。
ハガキには、代表者の氏名・フリガナ、年齢、郵便番号・淳書、電話番号。4同行者の使命・フリガナ、年艇(3人まで)。
アレルギーの有無(ある場合は対象社明とアレルギー内容)。
甲冑体験(甲冑の着用)をする人の人数を記す。
送付先は
〒292-8520 木更津市貝渕3-13-34
君津地域振興事務所 企画課
(TEL0438-23-1111)。
《第2弾》の「ブルーベリー農園と郷土博物館~自然の恵みと歴史を万切る!~」は7月25日(日)、同28日(水)に行われる。
申込期限は5月28日(金)必着のため、詳細後日。