ライン公式アカウント開設 他【新千葉新聞】
- 2021/1/29
- ニュース
新千葉新聞2021年1月29日発行
ライン公式アカウント開設
県内初の開設、移住・定住を促進へ
木更津市が2月から 移住・定住相談窓口
木更津市は「移住・定住」を促進するため、また近年増加傾向にある同相談の利便性向上を図るため、国内で月間利用者8600万人(2020年9月時点)を誇るコミュニケーションアプリ『LINE』(ライン)を活用し、県内で初めて、移住・定住相談窓口専用のLINE公式アカウントを開設、2月1日(月)から運用を開始する。
これまで同市では、メール・電話・直接対面の3つの方法で同相談に対応してきたが、現状のコロナ禍での来朝者減なども考慮して、新たに「LINE」を導入することとしたもの。
「LINE」では、友達追加すればすぐに相談ができる手軽さに加え、チャット機能によるスピーディーなやりとり、ビデオ通話による直接対面が不要なオンライン相談、移住・定住に特化した情報の受け取りが可能となる。
これにより、相談者の負担の軽減、移住の不安や悩みがいち早く解消されるなどのサービスが向上し、木更津市への移住がスムーズに進むことが期待されている。
詳しくは次の通り。
▽LINE公式アカウント名は、「木皿寿司移住・定住相談窓口」。
IDは、@265udafh
▽利用できるサービスは、通常のLINEと同様に、スタンプや絵文字の使用、画像や動画データのやりとりができるほか、電話機能、ビデオ通話機能でのオンライン相談(事前予約制)ができる。
▽ともだち追加方法が、LINE検索画面で、「木更津市移住・定住相談窓口」または、QRコード、またはID検索で@265udafhと検索し、「友だち追加」ボタンを押す。
▽運用開始は、2月1日(月)、運用時間は原則、会長時間内の午前8時30分~午後5時15分まで。
▽そのほか、友だち追加者へは定期的に、移住・定住に係る情報配信(子育て、物件情報など)を行う。
利用は無料だが、受診にかかる通信費は利用者負担となる。
問い合わせは、木更津市経済部産業振興課TEL0438-23-8519。
学童保育支援に役立てる
研究開発の医療機器が国際特許出願に
木更津市の(株)山忠 3者協定の締結調印
昨年、千葉県医療機器等開発支援補助事業に選定された、(株)山忠(木更津市潮浜)が研究開発してきた多機能一体型細胞診位相差観察医療機器(通称・ポータブルがん細胞発見器)『モバイルローズ(MR)』が、国際特許出願に至り、昨年11月の第19回日本臨床細胞学会での研究発表以来、国内外の医療関係者に大きな反響を呼んでいる。
また現在、木更津市内で「ソフィアキッズ保育園」を展開している(株)F(木更津市清見台南)が昨年12月に、千葉県に対し管理医療機器販売事業所・ソフィアMRY(通称・ソフィア未来)を登録し、MRの国内販売代理店の一つとして、名乗りを上げた。
(株)Fは、その売り上げの一部を、生活困窮家庭や、ひとり親家庭の子どもたちが、一人でも多くの学童保育所に通えるための支援金(MR基金)をして、役立てる。
そのテストモデルに、今年4月から始まる清見台小学校区においての学童保育ソフィアキッズクラブを運営する特定非営利活動法人レイライン(木更津市太田)へ寄付することになった。
同事業及び支援等について、今月27日(水)、(株)山忠本社屋内で、(株)山忠・加藤和世社長、(株)F、特定非営利活動法人レイラインによる、3者協定「共同宣言」の締結・調印式が執り行われた。
今後の展開として、学童保育ソフィアキッズクラブでは、日常の遊びの中で、個々の児童にパソコンを無償貸与し、毎週1回、4年間のかりゅきゅらむでプログラミングスキルを身につけることや、生活困窮者やひとり親家庭等では、保護者の自己申告によりMR基金を活用して、学童保育量を実質無料にするなども予定されている。
ちなみに(株)山忠は、かつて、化粧品を製造販売し、食品や化粧品製造の世界最高品質を競う祭典・モンドセレクション3年連続(2009~2011)斎行金賞受賞という世界初の快挙を成し遂げている。
シニアクラブ
木更津が会員募集
木更津市シニアクラブ連合会では、人生100年の時代を楽しむ、「新しい仲間づくり」に参加しませんか?と、「「シニアクラブ」への参加者を募っている。
同じ地域に住む概ね60歳以上の男女会員が、健康増進、レクリエーション、社会奉仕活動を通じて、地域社会づくりに貢献している。
問い合わせは同シニアクラブ連合会事務局 TEL25-2089へ。
春待ちパワーサラダ
ナチュラルカフェ+ショップhanahaco
コロナの影響で低迷 テイクアウトの新業態
「ナチュラカフェ+ショップhanahaco(ハナハコ)」を運営する特定非営利活動法人コミュニティワークス(本社・木更津市文京、代表者・理事長筒井啓介)は、新型コロナウイルスの影響により売り上げ低迷を打破すべく、「沙羅だテイクアウト専門の新業態」に挑戦する。
その第一弾として「春待ちパワーサラダ」を今月27日より販売開始した。
hanahacoは木更津市矢那1879-1にある企業への就労が難しい障がいのある人が働く障がい者就労支援施設でもある。
6年前のオープン当初から「地場野菜を使ったサラダバー」が人気で「野菜たっぷりのお食事」というイメージがある、コロナの影響でサラダバーは残念ながらお休みをしている。
そこで新業態による第一弾「春待ちパワーサラダ」は、たっぷりの地元野菜をランチで人気のお肉料理が一緒になった。
”食事になるサラダ”に仕上げた。
炭水化物ダイエットにも最適で、コロナ太りの人にも朗報!
ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質を補うことができる。
トッピングには、オーガニックナッツと、雑穀をたっぷり使った。
さらに同店のサラダバーで大人気だった手づくりドレッシング3種類の中から選べる。
安心のテイクアウト専用メニューなので、おうちや職場でゆっくりいただける。
新業態スタートにあたり、木更津市内のレタス農園の人が、天候不順やコロナの影響で自慢のレタスを都内に出荷できずに困っていると知り、少しでもお役に立てることはないかと考え、春待ちパワーサラダに使わせてもらった。
レタスの収穫時期に合わせた3月末までの期間限定発売。
4月以降も地域の旬の野菜を取り入れた新メニュー展開予定。
協力農家さん大募集という。
「テイクアウト専用春待ちパワーサラダ」は電話で事前注文(TEL0438-38-4368)、当日受付可能、食数限定。
価格は1個・972円(税込)。
同事業は、木更津市産業・創業支援センターらづ-bizが応援している。
志学館女子が団体演武V
少林寺拳法関東大会 組演武も3位入賞
「少林寺拳法の巻頭高校選抜大会」がこのほど、栃木県総合運動公園武道館(宇都宮市)で行われ、志学館女子が団体演武で優勝を飾った。
志学館高等部の成績は次の通り。
◎男子
▽団体演武
④真板駿・松本光希・藤田珠安・石井彩渡・山里航世・石井康介
▽自由組演武
⑤岩田祥・川名一輝
▽規定組演武
④大澤承真・前田央楓
▽規定単独演武
③石井康介 ④松本旺太
◎女子
▽団体演武
①安藤妃菜・秋山果凛・森花菜・桐谷光季
▽自由組演武
⑤森花菜・桐谷光季
▽規定組演武
③千葉真衣・小縞実南季
④橋本莉寧・君島舞
⑤石井麗咲子・天神麻奈美
木更津4人と君津1人
27日発表コロナ感染 木更津は市職員1人
県の発表によると27日、君津地域では新たに木更津市で4人、君津市で1人の新型コロナウイルス感染が判明した。
袖ケ浦市と富津市からは出ていない。
同日現在の累計患者数は木更津市が352人、君津市が104人に増えた。
袖ケ浦市151人と富津市31人は変わらない。
21日にクラスター(感染者集団)発生が発表された木更津市の「特別養護老人ホーム波岡の家」では、新たに入所者1人と職員2人の感染が判明した。
3人の7居住地別内訳は2人が木更津市、1人は君津市。
同施設における感染者は入所者46人、職員17人の計63人となった。
居住地別では木更津市が58人、君津市4人、茂原市1人。
木更津市は、市職員1人の感染を発表した。
同市における職員の陽性判明は8人目。
感染が確認された職員は消防署富来田分署に勤務する50歳代の男性(市内居住)。
23日発熱、25日に医療機関を受診、26日に医療機関でPCR検査を受け、27日に陽性が判明した。
木更津市によると、同職員がマスク着用を市飛沫防止対策を講じていたことから、他の職員については濃厚接触者に該当しなかった。
同分署は28日以降も通常通り業務を継続する。
漁師は発表した感染者概要は次の通り。
①推定感染経路
②発症日
③検査確定日
④発症2日前からの行動歴。
【木更津市】
▽70歳代自営業男性
①不明
②21日
③26日
④自宅、職場、医療機関
▽80歳代無職男性
①不明
②25日
③25日
④現在の状況・中等症
▽60歳代男性(波岡の家の感染者<入所者>)
▽40歳代男性(波岡の家の感染者<職員>)。
【君津市】
▽30歳代女性(波岡の家の感染者<職員>)。
県内では27日、感染者6人の死亡と258人の感染が判明した。
同日現在の県内の感染者は21134人、死亡は224人。
献血に協力を
イオンモール木更津
1月、2月は「はたちの献血キャンペーン」期間。
献血は最も身近なボランティア。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今新鮮な血液が大変不足している。
千葉県亜赤十字血液センターでは、成人式を迎えた「はたち」の若者達に、大人への第一歩として、この機会にぜひ、献血に協力してほしいと呼びかけている。
献血により、自らの血液の健康度もチェック出来る。
一般の協力者も歓迎している。
2月の君津地域の献血バスによる献血は、2月6日(土)と7日(日)に、イオンモール木更津(同市築地)で実施される。
(400ミリリットル献血限定会場)
①午前10時~11時45分
②午後1時~4時。
電話での予約受付も行われている。
受付時間は平日の午前9時~午後5時まで。
フリーダイヤル「0120-892-760」。
私達の「生きる」を支える税金
東京国税庁長官賞、木更津税務署長賞
木更津市立畑沢中学校2年 渡邉心愛
梶になっても消防車が来ず、比嘉ケ瀬ない。
急病人がいるのに、救急車を呼んでも来ない。
ごみの収集がないので、町がごみだらけ。
教科書や机、黒板がないから授業が出来ない。
警察官がいないので、町の安全が守れない。
医療費が高くて病院に行けない。
これらのことが私たちの日常だったら、と思うとゾッとする。
梶になったら消火活動してもらえる、急病になったら救急車が来てくれる、ゴミの収集をしてもらえて町がきれいに保たれる、教科書、机、黒板があるから授業が受けられる、警察官がいるから街の安全が守られる、医療費の助成があるから病院へ行けるのである。
国民の3台義務の一つであるのうぜいによってこれらの医療や年金、公共事業や教育が受けられるのである。
ここの挙げた税金の使い道は一部だが、これだけでも私たちがいかに税金に助けられているか、むしろ税金がない世の中を想像できなくなるし怖くなる。
私は生後1か月で気管支炎や肺炎を起こした。
大きい病院に通院していたが、家に戻ると急変して救急車で運ばれたことがある。
その後しばらくしてから喘息と診断された。
今も予防の薬を毎日飲み続けている。
これは私の日常であるが、私は生まれてから14年間ずっと病院の先生や医療費を助成してくれている税金にお世話になって、生かされていることになる。
通院も薬を飲んで切ることも生活の一部くらいにしか考えていなかったが、今こうして改めて税金について考えてみると私も「生きる」を支えてもらっていて、本当に感謝しかない。
私の父は消防署に勤務していて、救急車に乗る機会が多い。
私も生後1か月で救急車にお世話になったが、本来1回出動要請すると約45000円かかると言われている。
しかし私もそうだったが、出動要請した後、実際にその金額を請求されてはいない。
その支払いをしてくれたのも税金である。
近年、私の隅市でも出動件数の急激な増加が問題となっている。
私の住む市は人口が約13万人であるが、その13万もの命を救急車5台だけで日々守っているのである。
父もその一員である。
出動要請は軽度から重症迄様々であるが、本来救急車とは大きな病気を抱えた人、生死を問われた状況にある人が命を救うための手段として使われるべきものであり、そこには多額の税金が使われていることも私たちは忘れてはならない。
私にとって一番身近な税金は消費税であるが、買い物をして支払う消費税も廻り回って、私たちが安心して暮らせる社会を作ってくれているのである。
私がいまできるのは、小さなのうぜいかもしれないが、これを積み重ねていきたい。
その小さな積み重ねが社会への貢献である、生後1か月で命を助けてもらった社会への恩返しであり、見えない先にあるたくさんの尊い命の維持や究明につながるのだから。
(終)