タブレット端末の購入 他【新千葉新聞】
- 2020/9/5
- ニュース
新千葉新聞 2020年9月8日発行
タブレット端末の購入
小中学校GIGAスクール11664台
木更津市議会 追加議案に財産の取得
木更津市議会は「令和2年9月定例会」を、8月27日(木)召集、9月24日(木)まで会期29日間の日程で開いている。
本会議は27、1、2、3、4、24日の6日間開会。1日~4日には一般質問(代表質問・個人質問)が行われた。上程議案の、補正予算4件、決算の認定1件、条例の一部改正5件、契約の締結3件、契約の制定に関する協議1件、教育委員会委員の任命1件、固定資産評価審査委員会委員の選任1件、人権擁護委員候補者の推薦2件の計18件と、陳情1件が審議されている。
委員会は順に27日総務常任委員会・教育民生常任委員会・建設経済常任委員会、4日決算審査特別委員会、8日(火)総務常任委員会、9日(水)教育民生常任委員会、10日(木)検察経済常任委員会、15日(火)~17日(木)には決算審査特別委員会が開かれる。
また4日の本会議には、追加議案1件「財産の取得(物品)」が提出された。「小中学校GIGAスクール通信機器整備事業」で、タブレット端末の購入に伴い、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例(昭和39年木更津市条例第9号)第3条の規定により、議会の議決を得ようとするもの。
財産名は、タブレット端末1万1664台で、指名競争入札の結果、リコージャパン(株)販売事業本部千葉支社 千葉BP・GE営業部(部長・山根正裕、千葉市中央区)と5億2373万6928円(消費税および地方消費税の額を含む)の契約金で取得する。納付期限は今年10月30日。
4日には、一般関係補正予算、特別会計補正予算など13議案の大綱質疑が行われ、決算審査特別委員会を設置し、審議等を委託した。
八剱八幡神社に山水画
新しい参集殿に王子江氏の新作飾る
綜和熱学工業(株) 和田洋夫会長が奉納
木更津市桜井新町の綜和熱学工業(株)の和田洋夫代表取締役会長(78)は今月3日、木更津市富士見の八剱八幡神社(八剱隆宮司)に、絵画の奉納を行った。
奉納された絵画は『瑞気松風清泉帆影図』(130センチメートル×160センチメートル)と題する水墨画作品。作者は日本100メートル水墨障壁画創始人、日本美術家連盟正会員の王子江(おう すこう)氏(62)。
八剱宮司と王氏が単団の中で、「新築されたばかりの参集殿にふさわしいものを」、との宮司の要望に応え、王氏がイメージを膨らませ、格調高い山水画が作成された。
奉納式で同絵画は、さっそく、参集殿正面玄関ボールに飾られた。
奉納者の和田氏は「創業以来、長い間(これからも)八剱八幡神社の御加護のもと無地仕事をさせてもらってきました。参集殿新築(平成30年10月)の際は空調関係を始め機械設備工事を任せていただいた。同じ年に会長になったことを人生の一つの区切りとして、神社への感謝の思いを込め納めさせていただきました」と、この日初めて作品と対面し、感動と感謝の思いを語った。
八剱宮司は、「イメージ通り、滝があり、松があり、雄大で風格があり、本当に嬉しいです。参集殿の顔になりますした」などと深く感謝した。
4チームが勝ち準決勝へ
東京新聞旗木少年野球 あす小櫃堰球場で
「令和2年度東京新聞旗木更津市少年野球大会」が8月29日、木更津市営球場と小櫃堰球場で、新型コロナの影響から約半年遅れで開幕した。
木更津市少年野球連盟主催、東京新聞・東京中日スポーツなど後援。
木更津市内の11チームが参加、トーナメント戦で2日間にわたり争う。
今回、開会式は実施せず、初日は1、2回戦7試合が行われ、4チームが勝ち上がった。準決勝にコマを進めたのは、岩根げニックス、金田ビックウェーブ、木更津ジャンボ、請西ブレーブス。
準決勝および決勝はあす6日(日)、小櫃堰球場で午前9時から行われる。
優勝チームは「第35回ろうきん旗地区ブロック大会」に出場する。
2回戦までの結果は次の通り。
◎1回戦
▽岩根ふぇにっく10-0清川ライナーズ
▽金田ビックウェーブ7-0八幡台ボーイズ
▽請西ブレーブス6-5富来田ファイターズ
◎2回戦
▽岩根フェニックス23-6木更津南ナインズ
▽金田ビックウェーブ6-4畑沢コンドルズ
▽木更津ジャンボ9-2木更津モーニングス
▽請西ブレーブス7-5祇園ブルーソックス
子どもの養育費を巡る
千葉司法書士会等 12日無料電話相談会
千葉司法書士会(長谷川秀夫会長)と千葉青年司法書士協議会(白戸美紀会長)などは12日(土)、子どもの養育費を巡る全国一斉の無料電話相談会を開く。
適正な養育費の支払いを受けられないといった人への法的手続きを支援し、子どもの貧困解消につなげようと毎年開催しているもの。
厚生労働省の2016年度全国ひとり親世帯等調査結果によると、離婚母子家庭で「養育費の取り決めをいしている世帯」は約43%、「養育費を現在も受給している世帯」は約24%にとどまるという。
一方、今年4月に相手の財産を調べやすくなった改正民事施行法が施行、昨年12月には
養育費算定表が16年ぶりに改定され、養育費問題をめぐる状況は変化している。
当日は「養育費の取り決めをしたが支払われない」「家庭裁判所に提出する書類の書き方が分からない」といった相談に司法書士が対応する。担当者は「悩まず気軽に相談を」と呼び掛けている。
当日はフリーダイヤル0120-567-301で午前10時~午後4時まで受け付ける。
高齢者は早めのワクチンを
厚生労働省 10月からインフルエンザ用
厚生労働省はこのほど、65歳以上の高齢者らにインフルエンザのワクチンを早めに摂取するよう呼びかける方針を決めた。
今年も例年通り、10月1日(木)から摂取を始めるという。
インフルエンザのワクチンは重症化の予防が期待できるとして、人々の間に浸透すいているが、今冬は、新型コロナウイルスとの同時流行を懸念して、インフルエンザワクチンの接種希望者が増える可能性がある。
厚労省は、インフルエンザにかかると重症化しやすい高齢者らを優先にしながら、それ以外の希望者も可能な限り接種を受けてもらうと考えという。10月1日からは、まず65歳以上の希望者から摂取を始め、それ以外の人は「10月後半まで待つよう呼びかける。医療従事者や持病のある人、妊婦、子どもらが続く。
強い郷土愛の精神で
君津地域4市 消防団員を大募集
災害は「いつ・どこで」起こるかわからない。「自分たちのまちは自分たちで守る!」という強い郷土愛の精神で、会社員、自営業など様々な職業、年齢層の人々が地域に密着した防災組織の要として活動する「消防団」。
消防団は、消防素子違法に基づき、それぞれの市町村の条例によって設置された非常時の防災組織。
近年、地球温暖化などの影響で気象の変化も著しく、局地的な豪雨に伴う風水害、大地震による津波なども心配されるなか、地域の実情に精通した消防団の活動の重要度が益々高まっている。
しかし、少子高齢化や、市外へ通勤する人んぼ増加などで、消防団員は年々減少傾向が顕著であり、地元君津地域4市では「新規消防団員」「及び「機能別分団員」を大募集している。
また女性団員も同時募集中。防災への啓蒙や災害時には女性の持つソフト面を生かし、細やかな心配り等で地域の安全・安心を守る活動が期待されている。募集要項は次の通り。
《基本団員(新規者)》
▽対象=18歳以上、市内在住・在勤、または近隣に居住し、消防団員活動ができる健康な人。
▽活動=平常時には、火災予防啓発活動、応急手当啓発活動。火災や大規模災害発生時などの非常時には、自宅や職場から現場に駆けつけ、消火活動・救助活動・後方支援活動などを行う。
これらの活動に備え各訓練も行う(操法訓練、出初め式、機会整備など)
▽貸与品=活動福・防止、防寒ジャンパー、ヘルメット、手袋、編み上げ靴など。
▽処遇=非常時特別職の地方公務員。報酬等の支給のほか、災害や訓練への出動では手当の支給。5年以上の勤務での対談時には退職報奨金の支給。消防団活動中の負傷には保障制度あり。
《機能別分団員》
▽より多くの市民が消防活動に参加できるように役割を特化して、火災・風水害などには出動せず、時間の許す範囲で活動を行うことができる制度で、2005年より全国で導入された。地元各市でもそれぞれ、「女性部」「学生部」「市役所分団」「70歳未満のOB団員で消火活動のできるヒト」などが組織されている。
各市の入団問い合わせや対応部署は次の通り。
▽木更津市消防本部警防課(消防団担当)TEL0438-23-9184。
▽君津市消防本部総務課庶務係TEL0439-53-1902。
▽富津市消防本部総務課TEL0439-88-6403。
▽袖ケ浦市消防本部総務課TEL0438-64-0119。
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