安全対策の徹底等求め 他 【新千葉新聞】
- 2020/9/2
- ニュース
新千葉新聞2020年9月2日発行
安全対策の徹底等求め
「基地対策関係施策に関する要望書」
木更津市議 北関東防衛局長へ渡す
木更津市議会では8月28日、北関東防衛局長(松田尚久、さいたま市)と面会し、陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備された輸送機オスプレイなどをめぐり、木更津市民や基地周辺の住民の負担増は明白として、同27日に議決した「基地対策関係施策に関する要望書」を提出した-と同31日に発表した。
また同時に意見交換を行い、防衛大臣(河野太郎)、防衛装備庁長官(武田博史)、地方協力局長(鈴木敦夫)あての同要望書の進達を依頼した。
木更津市議会からは、近藤忍議長、國吉俊夫副議長、永原利浩基地政策特別委員会委員長、斉藤高根同委員会副委員長、栗原由和事務局長ほか1人が出席。日田関東防衛局からは、松田局長、平上次長ほか関係部課長など多数が同席した。
要望書では、
①新たに設置された木更津駐屯地に関する協議会にて諸課題の改善、解決を図ること=速やかな情報提供、同市に所在する陸海空の自衛隊に対しては、今まで以上の安全対策の徹底を、
②基地周辺対策経費の所要額の確保=米海兵隊オスプレイの定期機体整備の受け入れや、陸自オスプレイの5年間の暫定配備による諸課題解決のための所要額の確保、また、江川総合運動場のうち、野球場およびサッカー場の整備、道路の補修を、
③基地周辺地域の生活環境の維持向上に努めること=夜間や早朝の騒音の実態把握のため、24時間の騒音測定を、
④地域との強制に努め防災や産業活性化に寄与する=木更津産農作物や物品の調達、防衛施設関係工事での地元企業の受注機会の確保や市民の雇用を-などを求めている。
会長に神田氏を再選
「木更津市健康づくり推進協議会」
会議は書面決議 新委員17人に委託状
「木更津市健康づくり推進協議会」の新委員がこのほど決まり、委託状が交付された。
木更津市は、健康寿命の延伸・健康格差の縮小を目指し、市民・市・関係機関が一体となって健康づくりに取り組むための計画である「第3次健康きさらづ21」を推進しており、「木更津市健康づくり推進協議会」が計画の推進状況評価を行っている。
同協議会は、関係行政機関、保健医療団体、健康づくり関係団体、住民代表者より構成され、今回委託されたのは各関係機関から委員の推薦を受けた17人。委託期間は令和2年7月1日から令和4年6月30日までの2年間。
会長には神田豊彦氏(君津木更津医師会)、副会長には北村和則氏(木更津市区長会連合会)が再選された。
なお、今年度の同協議会会議は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催を中止し、書面による議決とした。
同協議会では今後も、妊娠期からの生涯にわたる正しい生活習慣の獲得や健康行動の実践力が身に付くよう健康情報の提供や学ぶ機会をつくるため取り組んで行くとしている。また、電子地域通貨「アクアコイン」アプリの新機能である健康サービス「らづFit」を9月1日にリリースし、自然に健康行動が実勢んできりょうな社会環境の整備にも力を注いでいる。
新委員は紙面の通り。
酷暑でも好プレー続出
木更津市野球連盟 市民野球大会熱戦
木更津市野球連盟主催「市民野球大会」の春季大会及び壮年大会計10試合が8月30日までに、支援球場と江川球場で行われた。
30日にはC級1部とC級2部の夏大会も開幕。酷暑のなか、熱中症に注意しながらも好プレーが続出した。
結果は次の通り。
【春季大会】
◎C級2部
◇準々決勝 ▽クローズ8-7cats eye、▽侍3-2NSET
◇準決勝 ▽TOBIX8-2クラブソーダ、▽侍10-0クローズ(5回コールド)
◎C級3部
◇2回戦 ▽太田ベースボールクラブ(不戦勝)-ナンバーズ
◇準決勝 ▽マイペース7-5MBC
◇準決勝 ▽DENZA10-5太田ベースボールクラブ
◎壮年
◇Aグループ ▽木・絆9-0高柳
◇Bグループ ▽おのでら17-2木・シリウス ▽SONY EMCS9-2酒(5回コールド)
【夏季大会】
◇1回戦 ▽KFD6-2木・ウィングス ▽BOSS(不戦勝)-ブラザーズ
◎C級2部
◇1回戦 ▽GGフェニックス11-4LITTLE BEARS(延長)
畑沢にサル
注意を呼びかけ
木更津市内の畑沢地域でサルが出没し、木更津市では注意を呼び掛けている。
8月28日(金)午前11時40分には、畑沢南6丁目付近にサル2匹、9月1日(火)午前7時頃には、畑沢南1丁目で、サル1匹、午前10時には、畑沢1丁目でサル1匹が目撃された。
いずれの日も被害の報告はなかったが、サルを見かけた場合は、けがをする場合もあるので不用意に近づかないよう、注意してほしいと同市は呼びかけている。
甲子園の土
キーホルダーを発送
阪神タイガースと阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)は8月31日、日本高野連加盟の野球部と、軟式・公式女子野球部の高校3年生に贈呈する「甲子園の土」が入ったキーホルダー約4万8700個の発送を開始したと発表した。キーホルダーは1日以降、対象の学校に順次届く予定。
これは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、甲子園大会が春、夏とも中止となり、夢を絶たれた球児に対し、甲子園球場を本拠地とする阪神が発案して贈呈を決めたもの。
矢野燿大阪神監督(51)やコーチ、選手らも協力して集めた約400キロの土を、ボール型のキーホルダーに詰めた。
4氏に栄え
高齢者叙勲の受章者
内閣府賞勲局は9月1日付で、高齢者叙勲の受章者を発表した。
地元君津地域4市が長年の尽力が称えられ、受章する。
◎瑞宝小綬章
▽元県立君津農林高校校長、石井徳氏、茂原市
◎瑞宝双光章
▽元袖ケ浦市立小和中学校校長、市東宏氏、木更津市
▽元木更津市立清見台小学校校長 東條章夫氏、木更津市
▽元学校医、麻薙章吾氏、富津市