要望書を防衛省に提出 他 【新千葉新聞】

新千葉新聞2020年8月27日発行

要望書を防衛省に提出

木更津市 基地対策の5項目

木更津市は25日、陸上自衛隊木更津駐屯地での米軍オスプレイ整備や陸自オスプレイ暫定配備計画などを巡り、「基地対策に関する要望書」を防衛相(河野太郎防衛大臣)と北関東防衛局(松田尚久局長)に提出した-と発表した。
要望書では、
①基地運用の影響(騒音や振動など)に伴う基地周辺住民への配慮、訓練日日程等の事前公開
②基地周辺地域の道路や橋などの施設整備への協力、
③特定防衛施設周辺整備調整交付金の増額、
④オスプレイの「飛行運用で、潮干狩りや集客イベント実施の際の基地周辺住民や観光客等への配慮、
⑤すべての航空機の運用・整備についての安全対策を徹底することや、事故等が発生した場合の速やかな状況報告や原因究明、再発防止に万全を期すること、また米海兵隊MV-22オスプレイの定期機体整備や、陸上自衛隊V-22オスプレイの暫定配備に関する情報については、迅速かつ詳細な情報提供を行うこと-の5項目を求めた。

社会貢献活動に役立てる

エコキャップ約4万4千個を集めて
木更津一中生徒会 「ふる里学舎潮見」に

木更津第一中学校(校長・西克夫)ではこのほど、生徒会本部が中心となって集めたエコキャップを「ふる里学舎潮見(旧あけぼの園)」を通じて、NPO法人「エコキャップ推進協会」に提供した。
当日は、夏季休業中にもかかわらず、生徒会本部役員3人(青葉香凛さん、遠藤大河さん、石井遥さん)が「ふる里学舎潮見」を訪問し、エコキャップ44118個(102.6キログラム)を、直接手渡した。
木更津第一中学校では、これまでも定期的にエコキャップを提供してきたが、その累計戸数が今回の文を含めて382424個となった。
生徒会担当の時谷繁教諭は「このような日々の取り組みによる貢献は、生徒会活動として大きな意味を持つ。エコキャップは再生プラスチック原料として換金され、医療支援や障がい者支援など、社会貢献活動にあてられることを確認し、引き続き取り組んでいきたい。また、kタップをゴミとして償却した場合に発生するCO2削減という意識にもつなげたい」と話していた。

袖ケ浦で小学生男子感染

25日判明のコロナ 濃厚接触者(家族)で

袖ケ浦市で25日、10歳未満小学生男児1人の新型コロナウイルス感染が確認された。
男児はすでに感染が判明している同市の20歳代会社員女性(当紙25日付既報)の農耕接触者(家族)で、無症状病原体保有者。24日に検体採取、同日検査確定(陽性判明)。検体採取2日前(22日)からの行動歴は自宅、医療機関。同氏の小学校は8日から23日まで夏休みで。男児は最近、学校には行っていないという。
県によると、この男児については濃厚接触者の把握を含めた行動歴の調査等を行った結果、判明している接触者以外の濃厚接触者はいないことを確認しているという。
県内における25日現在の感染者累計は計2834人、死亡は60人。君津地域4市は、袖ケ浦市が1人増え14人。木更津市46人、君津市14人、富津市3人は変わっていない。

県大会へ8チーム出揃う

第8地区代表決定戦 秋季県高校野球大会

県高野連主催「秋季県高校野球大会」地区予選は25日、代表決定戦など15試合が行われた。
第8地区(君津・市原地域)は袖ケ浦市営球場とゼットエーボールパークで代表決定戦3試合が行われ、翔凜、市原中央、東海大市原望洋が勝利し県大会出場を決めた。
当地区は既に拓大紅陵、木更津、木更津総合、志学館、市原八幡の5チームが代表決定戦を制しており、県大会に進む全8チームが出揃った。
26日は代表決定戦17試合が行われた。
第8地区の結果は次の通り。
【25日】
◎代表決定戦
▽翔凜9-2暁星国際(7回コールド)
▽市原中央13-6君津(8回コールド)
▽東海大市原望洋10-0君津商業(7回コールド)

鳥獣被害やオスプレイ等

木更津市議会9月定例会 個人質問内容①

木更津市議会は「令和2年9月定例会」を、きょう27日(木)召集、9月24日(木)まで会期29日間の日程で開く。
一般質問(代表質問・個人質問)は1~4日の4日間行われる。代表質問(1日)に4会派・4人、個人質問(2、3、4日)に12人の計16人が登壇する。質問者及び質問内容の続きは次の通り。
【2日】
◎永原利浩議員
▽障がい者等用駐車場の利用許可証の発行(パーキングパーミットの導入<その制度。千葉県の取り組み>)
▽交通安全対策(駅東口のバス専用降車場整備<その後の進捗状況。今後のスケジュール>、交差点及び横断歩道周囲の視認性向上対策<女装と植樹の撤去>、4車線道路におけるゼブラストップ<果たして車は停車するか、ヒトは横断できるか>)
◎渡辺厚子議員
▽市民に寄り添う支援の向上(ご遺族を支える「おくやみコーナー」の設置<脂肪に伴う諸手続き。「おくやみコーナー」の先進事例。本誌における「おくやみコーナー」設置の必要性>、自殺対策の推進<「木更津市自殺作対策計画」策定後の取り組み。「断らない相談支援」の役割>)
▽ごみの減量化・資源化の今後(指定ごみ袋<10リットルサイズの袋。指定ごみ袋として使える有料レジ袋>、新たな分別区分「プラスチック資源」<今後の方向性。本市の考え方>、使用済み紙おむつのリサイクル<環境省のガイドライン。県内の先進事例。本市の考え方>)
◎石井徳亮議員
▽農業行政(有害鳥獣被害<有害鳥獣被害の現状。有害鳥獣被害対策。有害鳥獣被害対策の今後>)
▽保育事業(待機児童<待機児童数・同対策。待機児童数の今後>、保育園民営化<民営化の現状・今後。事業者>)
◎田中紀子議員
▽オスプレイ関連、不明な点を洗い出す(オスプレイの暫定配備<ヘリコプター場外離着陸使用承諾書。オスプレイ3機とR2防衛白書に記載。「木更津飛行場運用規則」改訂の確認。固定翼モードから垂直離陸モードへ。「オスプレイの飛行計画」を情報公開>、日米オスプレイの共通整備基盤<当初計画では自衛隊員が整備見習いを。現定期機体整備のK格納庫の放水整備。新たな企業が国外企業なら木更津外か。米海軍CMV-22オスプレイも整備>)
▽地域特性に応じた公共交通ネットワークの再構築(昨年度実施の大久保・八幡台・烏田・羽鳥野・真舟地区。新たな交通システムに関する運転手の協力>、地域公共交通再編実施計画で目標達成なるか<新たな公共交通システム導入地区は3か所。令和4年度実証実験の新規の市内循環バス>)
▽市民生活に寄り添った行政サービス(国民健康保険税の確定申告で<県内の納付確認書の発送状況。木更津新保現状と対応は>、校訂者の緊急通報装置の貸与、移送支援サービス開始で現状と課題は、毎年行う基準収入額適用申請<後期高齢者が戸惑う申請案内>)。
(続)

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