ボクシングでエール送る 他 【新千葉新聞】
- 2020/8/8
- ニュース
新千葉新聞2020年8月8日発行
ボクシングでエール送る
拓大紅陵訪問 八重樫東選手が激励に
拓殖大学紅陵高校ボクシング部(中台康彦顧問、西幸夫顧問、中西海人部長、部員5人)を6日、拓殖大学OBで、元世界チャンピオン(3階級王)の八重樫東選手(37)が訪れ、練習に参加するなど部員たちと交流を深め、激励した。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大により、高校生の様々な大会やパフォーマンスを発表する機会が中止になっていることから、八重樫選手は「自分に何かできることはないだろうか?」と考え、まず母校の姉妹校である拓大紅陵高校を訪問して若者にエールを送ったもの。
この日午前11時同校を訪れた八重樫選手は、さっそく練習場のリングで、部員たちとのミット打ちなどの練習に参加、続いて一人一人が八重樫選手と
分間のマスクボクシング(力を抜いたスパーリング)を行い、個々に積極的な技術指導を行った。
八重樫選手は「今年は大会(試合)も中止で、なにも出来ないが、こんな時だからこそ、スポーツを通してあきらめないことや、夢を持ち続けることなどを伝えたい。自分がその力になれたら嬉しい。いい機会をいただいた」などと話していた。
同高校ボクシング部は2年生1人、1年生4人(うち女子1人)の計5人、当日は卒業生女子1人も参加した。
中台顧問は「世界のレベルに触れることができ、生徒ともどもありがたい気持ちでいっぱいです。これを機に益々パフォーマンスを高めていきたい」などと感謝した。
ICT活用地域情報化推進
地域に根差したネットワークを活用
木更津市が連携協定 (株)ジェイコム千葉と
木更津市は、ICT(情報通信技術)の「活用による地域の活性化と行政・地域サービスの向上に取り組んでいるが、さらなる地域情報化推進のため6日、(株)ジェイコム千葉と「ICTを活用した地域情報化推進に関する連携協定」を締結した。
木更津市役所駅前庁舎8階防災室で行われた締結式には、(株)ジェイコム千葉・木更津局の浜端基次局長、杉山正成地域プロデューサーなどが来庁。木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、山口芳一企画部長などが出席。渡辺市長と浜端局長が協定書に署名して締結した。
協定内容は、▽ICTの活用による地域課題への対応及び行政サービスの向上に関すること。▽地域に根差したネットワークを活用した新たなサービス創出に関すること。▽そのほか、両社が協議し必要と認めることなど。
渡辺市長は、日ごろから同社のクリーン活動や観光事業等への協力に感謝するとともに、同協定の元展開されていく新たなサービスに期待を寄せ挨拶。
浜端局長も、木更津局開局30周年の節目の年の協定に感謝し、「今後もICTを活用して地域貢献をしていきたい」と抱負を語り、双方が惜しみない協力を期した。
(株)ジェイコム千葉を含むJ:COMグループが、全国11社・72曲を通じてケーブルテレビ事業を運営し、地域に根差したサービスの提供を行っている。
さらにSociety5.0時代に向け、「J:COMヘルスケア(オンライン診療)サービス」や、学校に出向きインターネットをより安心・安全に利用するための「ジェイコムあんしんネット教室」の実施など、ICTを活用した地域への活性化支援策を進めるなど、同協定により、(株)ジェイコム千葉がこれまで培ってきたネットワークや実績、最新の技術を生かし、木更津市の地域情報化の推進につながる取り組みを展開していく。
浜端局長は、「新規加入者の増強を図る一方で、現加入者へのアフターフォローを大切に、長く使ってもらえる地元になくてはならないJ:COMであり続けたい」と話している。
ドライブピックアップ
イオンスタイル木更津 店舗先の車寄せで受取
新型コロナウイルス感染防止に向け、総合スーパー「イオンスタイル木更津」(木更津市築地)はインターネットで注文した商品を、店舗先の車寄せで受け取ることのできるサービス「ドライブピックアップ」を県内のイオンで初めて導入した。
店内での”密”を避けられると、子育て世代などに好評という。
同サービスは、イオンのネットスーパー専用サイトから希望する商品を注文。その際の届け先を自宅ではなく、「店舗」(ドライブピックアップ)にすることで、希望する時間帯に店舗で商品を受け取れる。
6月24日に開始したイオンスタイル木更津では、鮮魚や生活用品など約2万ひんもくのしょうひんをドライブスルーで購入できるという。
ドライブピックは、7月末時点で、ぉ皿づを含む全国のイオン。イオンスタイルの約70店舗が導入。県内では7月末までに、イオンスタイル成田など計5店舗に拡大した。
計4棟が全焼
木更津市富士見で昼火事発生
7日(金)午前11時55分ごろ、木更津市富士見1-6-19、元森田靴店から出火。隣接のオビナタクリニック及び空き家を含む計4棟が全焼した。
目撃者からの119番通報があった。木更津消防署と腕出火原因、焼失面積等を調査中、けがをした人などはいなかった模様。
出火当時は昼食時、強い南風もあり、付近は炎や煙が充満、ガス臭もあり騒然とした。
類焼した家屋に隣接して八剱八幡神社等もあり、数代の消防車から社殿への放水も長時間行われた。
木更津1人、君津2人
6日発表のコロナ 県は67人で過去最多
国内で6日、新型コロナウイルス感染者が新たに1459人確認され、3日連続で1000人を超えた。感染者総数は44918人(クルーズ船含む)、支社は4人増え1047人となった。(いずれも6日午前零時現在)
東京都では360人の感染が判明した。
200人越えは10日連続。
このひも東京以外の首都圏で感染拡大が止まらず、大阪府(225人)はじめ、この日初めて3桁となった神奈川県(119人)、千葉県(76人)、佐賀県(12人)、山梨県(7人)で1日あたりの最多を更新した。
千葉県では、確認された感染者の累計が2000人に達し、7月4日に1000人を超えてから約1か月で倍増した。
君津地域からは3人(木更津市1人、君津市2人)の感染が判明。
このうち木更津市の60歳代男性は県内の高齢者向けデイサービス施設の利用者で、感染判明済みの同施設利用者、職員と接触していた。同施設での感染者は計4人となり、クラスターに発展する可能性が出てきた。
新規感染者の居住地別内訳は佐倉市11人、千葉市10人、船橋市・柏市各8人、松戸市・浦安市6人、八千代市5人、成田市4人など。
木更津市と君津市の感染者は次の通り。
◎木更津市 ▽60歳代の無職男性。7月25日発症、8月5日検査確定(陽性判明)。発症2日前からの功労履歴は自宅、施設、医療機関。すでに感染が判明している木更津市の40歳代看護師と君津市の50歳代女性看護師(ともに8月6日付既報)が勤務する高齢者施設を通所利用していた。同施設では同じく通所利用していた木更津市の60歳代男性(8月4日付既報)の感染が確認されている。
◎君津市 ▽60歳代の無職女性。7月30日発症、8月5日検査確定。発症2日前からの行動歴は自宅、医療機関、▽30歳代の女性会社員。7月29日発症、8月5日検査確定。発症2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関=以上2人は互いに接触しており、既に感染が判明している君津市の60歳代男性会社員(8月6日付既報)の農耕接触者。
県は、農耕接触者の把握を含めた積極的な疫学調査を行っている。
6日までの感染者数は、木更津市40人、君津市12人。袖ケ浦市10人と富津市ゼロは変わらない。