これからの学校教育考える 他【新千葉新聞】
- 2025/7/16
- ニュース

新千葉新聞2025年7月16日発行
これからの学校教育考える

教育の日にすべての学校教職員対象の研修会
木更津市教育委員会 工藤勇一氏が講演
木更津市教育委員会は、目指す教青活動の在り方を市内全教職員で共有することと、意識の統.化を図るため.【木更津『教育の日』研修会】をすべての学校教職員対象の研修会として今年度新たに企画し、6月26日(木)に第1回研修会を実施した。(全3回)
講師には、教育アドバイザーとして全国各地で活躍中の工藤勇一氏を迎え、『社会の変化とこれからの学校教育~主体性と当事者性~』のテーマで講演が行われた。
木更津市の学校教育の指針「新木更津プラン」では、「自立」と「共生」を目標に掲げている。
急速に変化する社会において、子どもたちが豊かに力強く生きるために、今年度の「新木更津プラン」には、「考える力」と「主体性」を伸ばすことの重要性を新たに加えた。
研修会に参加した教職員からは、「子どもたちに自己決定させることや主体性を身につけさせる必要があると感じた。子どもたちが自分で考えられるように選択肢を与えたり、考えを引き出せるような間いかけを行ったりしていきたい」、「教育は、子どもたちが自ら育ち、考え、行動するための環境づくりをするべきだと感じたになどの意見が寄せられた。
教介委員会担当者は、「今後も、全教職員で木市の教育について考える機会を設け、子どもたちの未来に寄与できるよう、指導力の向上を目指していきます」と語っていた。
吾妻公園施設整備にと

木更津市からは「功労表彰状」を贈呈
木更津市にふるさと納税 ㈱協同建設が200万円
(株)協同建設(代表取締役・鶴岡慎一郎、本社・君津市外箕輪)は14日、木更津市に対し「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用して、木更津市の『吾妻公園文化芸術施設整備事業」に役立ててもらいたいと、200万円の寄付を行った。
木更津市役所駅前庁舎8階、市長応接室で行われた贈呈式には、鶴岡代表取締役が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、品川昭和企画部長、安川貴之企画部次長など関係者が出席して敬憲を表した。
鶴岡代表取締役から目録が渡辺市長に手渡され、木更津市では多額な寄付に対し「功労表章」を行い、表彰状が同社に贈られた。
席上、鶴岡代表取締役は、「生まれも育ちも木更津市。自分を育ててくれた木更津市に対し、少しでもご恩返しが出来、木更津市の発展に貢献したいとの思いで贈らせてもらった。文化施設の完成が楽しみです」などと挨拶、有効活用を願った。
渡辺市長は、「令和10年の供用開始を目指し整備を進めている。市民の皆さんに喜んでもらえるような施設にしたい」などと、貴重な浄財に感謝し有効活用を期した。
吾妻公園文化芸術施設整備事業は、~市民力・地域力を高め、持続可能な自立するまちを構築する事業~で、広く市民などからも寄付を募っている。
来年11月8日開催へ

アクアラインマラソン 実行委が総会で
ちばアクアラインマラソン実行委員会(会長・熊谷俊人知事)は14日、県庁で総会を開き、7回目となる次回の大会日程を来年11月8日に開催することを決めた。
フルマラソン、ハーフマラソン、車いすハーフマラソンの3種目を行う。
募集闘始は来年3月ごろの見通し。
コースや参加定員などの詳細は今秋の総会で決定する。
総会で熊谷会長は「多くの人々にスポーツを楽しんでもらうとともに、県全体の活性化につながるようチャレンジしていきたい」などと挨拶。
総会にはいすみ市出身のスポーツジャーナリスト、増田明美さんも出席。
同マラソンは2012年に始まり、コロナ禍による中止を除き、隔年で開催されている。
SNSの留意点や危険性

木更津市教委の盛上指導主事を講師に
金田中学校 情報モラル教育講演
木更津市立金田中学校(校長・佐久間正哲、生徒数・126人)では、今月9日(水)に「情報モラル教育講演会」を行った。
現在の子どもたちを取り巻く環境には、スマートフォンをはじめとしたインターネットを活用した多くの情報系端末が存在しており、便利である一方、正しい使い方が必要とされている。
学校では、主にはSNSを中心としたトラブルが多く発生し、課題にもなっている。
そこで、今回は木更津市教育委員会の盛上真紀指導主事を講師として招き、SNSの使い方についての留意点や危険性についての話を聞いた。
講演の中では、人のことを誹謗中傷してはいけないことはもちろんのこと、文字だけのやりとりでは、受け手側の受け取り方によって言葉の意味が変わってしまう場合がある-という話があった。
他にも、個人情報には十分留意しなけれぱならないこと、長時間の使用はやめたほうが良いことなども話された。
講演を聞いた生徒からは、「今回の情報モラルの授業を通して、SNSの危険性や注意しなければいけないことが分かった。直接相手と対面で話す時以上に、言葉遣いや言葉のやりとりには気をつけようと思った」、「SNSでのトラブルが小中学生の間でも起きていることを聞いて、とても身近な問題だと実感することができた」、「相手への思いやりと伝え方などのモラルを持つ大切さがわかった。自分がメッセージを打つ際には内容を一度自分で確認して、相手への伝わり方が自分の真意とは違う伝わり方に変わってしまわないかを確認したい」、「スマホはとても便利だけど、使い方を間違えると、大きな事件や事故につながることを知った」という感想が聞かれた。
ぼく、わたしのすきなもの

アカデミアパーク こどもの絵画募集
株式会社かずさアカデミアパーク(木更津市)では、『第11回夏のこども絵画コンクール』の作品を、今月31日(木・必着)まで募集している。
テーマは「ぼく、わたしのすきなOO」。
応募資格は保育園児~小学生。
応募方法は応募用紙に直接絵を描き、名前・住所・電話番号等を記入のうえ、かずさアカデミアホール事務室まで持参するか、郵送で。
宛先は〒292-0818 木更津市かずさ鎌足2-3-9 株式会社かずさアカデミアパーク夏のこども絵画コンクール係。
入賞者には8月上旬、自宅に連絡。
表彰式は8月10日(日)、11日(月・祝)、同ホールで開催される「アートークラフト縁日」のイベント内で行われ、賞状と賞品が贈呈される。
さらに両日来劫の応募者全員に参加賞をプレゼント!
作品は8月3日(日)から29日(金)まで、かずさアカデミアホール1階アートギャラリーで展示される。
詳細は公式サイトで確認できる。
問い合わせはアカデミアパーク広報企画部へ(℡043-20-5231、平日午前九時~午後五時半)。
地域の産業や歴更学ぶ

富来田中学校 寺で座禅体験など
木更津市立富来田中学校(校長・白木克也、生徒数・93人)3年生か、今月10日(木)に「地域の産業や歴史を学ぶ」ことをテーマに校外学習を実施した。
この学習は、富来田中学校区コミュニティスクール事業の一環として行われているもので、地域の人たちの協力を得て実施している。
生徒たちはまず、真如がを訪れ、清原住職から真如寺の歴更や座禅について教えてもらい、実際に座神体験も行った。
続いてエザワフルーツランドに行き、江澤貞雄園主から、この地でブルーベリーを作ろうと思ったきっかけやこの地域でブルーベリー園を営んでいる思いなどを聞いた。
最後には、栽培されているブルーベリーも食べさせていただいた。
参加した生徒は「住んでいる地域に、こんなに歴史のあるお寺があることを知らなかったので、教えてもらって改めてすごいなと思いました」「ブルーベリー園があるのがあたりまえだと思っていたけど、何もないところからここまで大きくなったと知って、驚きました」「地域の方のこの地域に対する思いがわかった」などという感想があがった。
志学館、木更津は惜敗

高校野球千葉大会 継続試合や順延に
「第107回全国高校野球選手権千葉大会」(主催/朝日新聞社・県高野連)は13日(日)、県総合スポーツセンター野球場(千葉市稲毛区)や袖ケ浦球場など6球場で2回戦14試合が行われた。
地元校の結果は次の通り。
◎2回戦
▽拓大紅陵12-5千葉経大付(8回コールド)
▽八千代松陰10-3木更津(8回コールド)
▽成田7-6志学館
なお、14日は四球場で2回戦8試合が行われる予定だったが、雨天のため、4試合が継続試合に、4試合は順延となった。
15日に行われたのは、この8試合と3回戦18試合(予定)。
地元校では、翔凛-君津の3回戦、袖ケ浦-木更津総合の2回戦、生浜・天羽・市原・市原みどり・君津青葉の合同チーム―土気の2回戦、が含まれる。
※結果は後日掲載します。