木更津トピック

2019/02/04

ポルシェ発信地木更津に 試乗コース複数設置 国内初21年完成

千葉県と木更津市は19日、ドイツの高級スポーツ車メーカー・ポルシェが、ブランドの魅力発信拠点「ポルシェ・エクスペリエンスセンター」を同市伊豆島に開設すると発表した。専用の試乗コースや展示施設を設け、完成予定は2021年。同センターの日本進出は初めて。国内外から年間1万人の来場が見込まれ、富裕層による地域への経済波及効果も期待される。

 同社日本法人によると、施設は約44ヘクタール。ミニサーキットや、悪路を模したコースで、顧客や購入希望者を対象に試乗会を実施。一般道では味わえない、高速走行や操縦安定性などの魅力を体感してもらう。

 レストランやショップ、同社のレーシングカーと旧車などを展示するミュージアムも併設する。商談は行わず、購入希望者には販売店を紹介する。

 同センターはドイツや米国などの世界6都市に開設済み。アジアでは中国・上海に続く2カ所目。

 同社の販売台数を国別で見ると、日本は世界6番目の市場規模。国内の富裕層のほか、アジア・オセアニアからの海外客も見込む。

 県企業立地課は同センターの開業により、来場者が周辺にも立ち寄ることで消費や宿泊が増え、地域の活性化を見込むほか、同センターでの雇用や、レストランでの県産品の提供などにも期待を寄せる。

 同課担当者は「本県には自動車の製造や開発の拠点がなく、自動車産業が弱かった。これをきっかけに、整備工場などを周辺地域に誘致したい」と話した。

 日本法人の社長と会談して進出を呼び掛けてきたという森田健作知事は「同社の立地を契機に、市とも連携しながら、さらなる地域経済の活性化に取り組む」と歓迎のコメントを出した。

◆空港、ホテル決め手 富裕層による活性化期待

 国内外の富裕層が利用するポルシェ・エクスペリエンスセンターの木更津市への進出は、成田・羽田空港へのアクセスの良さと、近くにリゾートホテル「オークラアカデミアパークホテル」(同市かずさ鎌足)があった点が決め手だった。

 ポルシェというビッグネームの誘致に成功した市産業振興課は「日本初の施設が木更津に立地する。市の認知度やイメージアップになる」と期待を込める。

 県企業立地課などによると、ポルシェ側はセンターの候補地として、首都圏内でアクセスが良く、空港に近いことなどを条件に挙げていた。センターには、さまざまなコースを試乗したい世界各地のポルシェオーナーの来場が想定され、富裕層に対応可能な宿泊施設も近くに必要とされた。

 開設地に決まったのは民有の山林。同市内には、東京湾アクアラインや館山自動車道など本県の大動脈が通り、車で羽田空港から30分、成田空港からは60分という好立地。かずさアカデミアパーク内にオークラホテルもあり、ポルシェ側の意向と合致した。

 県と市は、昨年5月から誘致活動を展開し、こうした優位性をアピール。同市の渡辺芳邦市長は昨年9月、ポルシェジャパン(東京都港区)を訪れ「ぜひ、来てほしい」とトップセールスした。

 念願かなった渡辺市長は「大変うれしく思う。市の新たな魅力発信拠点となり、交流人口の増加や地域経済の活性化につながるよう取り組む」。同センターには年間約1万人の来場が見込まれており、市は、富裕層の市内回遊による経済振興を狙うほか、雇用創出や税収効果にも期待している。

 

千葉日報2018年12月20日掲載より引用

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/557287

 

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