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木更津市ではフッ化物洗口(フッ素を使ったうがい)を実施しています!

 こんにちは、健康推進課です。

 みなさんは「フッ化物洗口」をご存知でしょうか?
フッ化物洗口というのは、歯の質を強くすると言われているフッ素という薬(粉)を水に溶かし、その水溶液(7~10cc)で30秒間うがいをするものです。

フッ化物洗口の薬剤『ミラノール』↓

ミラノール写真

 

木更津市では、永久歯のむし歯予防を目的に、平成20年度から鎌足小学校を皮切りに、現在、小学校7校(鎌足、中郷、富岡、馬来田、金田、東清、西清)、中学校2校(鎌足、金田)で実施しています。
西清小学校、金田中学校は、平成28年1月から一部の学年でフッ化物洗口が始まりました。
他の実施校は全ての学年で実施しています。

 

 「なぜ学校で?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
このフッ化物洗口液は歯科医院や薬局で手に入れることが可能ですので、家庭でもできますが、家庭で長期間継続することは難しく、途中でやめてしまう場合が多くなります。
そこで、学校で週に1回実施することで、継続が可能となります。
また、小・中学生の時期は、乳歯から永久歯へと生え変わる時期であり、歯は生えてからの3年間がむし歯になりやすい時期であるため、この時期にフッ化物洗口によって永久歯を守りたいと考えています。

 

このフッ化物洗口は“魔法のくすり”ではありません。必ずむし歯にならないというわけでもありませんし、歯みがきをしなくてもいい、というわけでもありません。
歯みがきをしっかりして、食事にも気をつけて、そこにフッ素を利用することを加えることでさらなるむし歯予防の効果が得られるのです。

 

実際にフッ化物洗口の実施校では効果が出ており、永久歯のむし歯が減少しています。
次のグラフは、8年間実施している鎌足小学校の永久歯の一人平均むし歯数の推移を表しています。

 

洗口開始前は、学年が上がるごとに永久歯のむし歯の本数が増えていました。

フッ化物洗口前

 

洗口開始後は、永久歯のむし歯の本数が1本以下で推移し続けています。

フッ化物洗口後

 

むし歯予防に効果があると言われている「フッ素」もインターネットで調べると、「毒」のように言っているサイトもあります。
フッ素というと、フライパンのフッ素加工などを想像する方もいらっしゃいますが、あれは人工的に作られた有機化合物であり、フッ化物洗口や歯みがきこで使われているフッ素(無機化合物)とは異なります。
むし歯予防で使われてるフッ素はみなさんが口にする野菜や魚など自然界に存在しているもので安全なものとなっています。

今後もフッ化物洗口の実施校を増やしていこうと考えていますが、実施校については、教育委員会、学校とよく協議をして決めていきます。
なお、このフッ化物洗口は学校で実施しているからといって、全員がやらなくてはいけないものではありません。
ご家庭の意向もありますので、希望する児童・生徒のみの実施としています。

ご父兄の皆さまには、フッ化物洗口へのご理解とご協力をお願いいたします。

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