ペットボトルの再循環 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年12月3日発行

ペットボトルの再循環

水平リサイクル事業に協働で取り組む
木更津市が締結 サントリーGと協定書

木更津市は、サントリーグループが実践している「ペットボトルの水兵リサイクル事業」に共同で取り組むことを目的に、11月28日に、同事業に関する協定締結式を実施した。
同社は全国61の自治体とこの協定を締結しているが、千葉県下では木更津市が初めて。
木更津市役所駅前庁舎8階、市長応接室で行われた締結式には、サントリーホールディングス(株)の執行役員・サスティナビリティ経営推進本部の藤原正明副本部長、光森秀典課長、九鳩直子広報部等が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、植野博環境部長、吉原隆史同部次長など関係者が出席した。
渡辺市長と藤原本部長が協定書に署名して締結、記念写真に収まった。
席上、藤原副本部長は「この事業を通じて、未来につながる環境に優しい木更津市のまちづくりに貢献できることは大変光栄。市民の皆様のご協力のもと、次世代教育にも役立ててもらいたい」などと挨拶。
渡辺市長も同社の取り組みに共感して、「ペットボトルなどのプラスチックごみは地球規模の問題であり、世界各国が解決に取り組んでいる。同社の仕組みは大変わかりやすく、循環型社会への取り組みが一層推進される」などと感謝した。
水平リサイクルとは、市民などから資源ごみとして回収されたペットボトル(キャップとラベルを外し、中をすすぐ、つぶす)をリサイクルした新しいペットボトルとして再生するもので、新たな化石由来原料を使わず、何度も「ペットボトル」として循環させ、同社の飲料水用ペットボトル(商品)として流通させるもの。
「ペットボトルは、リサイクルの優等生」と言われるように、新たに化石由来原料からペットボトルを作るのに比べてCO2を約60%削減できるメリットがある。
さらに、ペットボトルの再生先が明確に「見える化」され、市民のリサイクル意識の更なる工場が期待される。
同社ではこの水平リサイクル事業に2011年から取り組み、翌2012年から商品化、10年のじっせきを積み上げており、昨年度は再生化率37%だったが、今年度は50%を目指している。
今協定により、木更津市とサントリーグループでは、令和5年4月からの《ボトル&ボトル水平リサイクル》を開始する予定で準備を進めていく。

開通25周年を記念して

東京湾アクアライン 海ほたるでイベント

NEXCO東日本 東京湾アクアライン管理事務所(木更津市)及び東京湾横断道路(株)(東京都品川区)は、東京湾アクアラインが令和4年12月18日で開通から25周年を迎えることを記念誌、お客さまや地元地域の人達への感謝の気持ちを込めて、「東京湾アクアライン25周年スペシャルデー」を、きょう3日(土)午前10時~午後3時まで、海ほたるPA 1階、4階で開催する。
協力は、自衛隊千葉地方協力本部、木更津市制施行80周年記念事業実行委員会。
ぜひ、海ほたるPAへ立ち寄ってほしいと呼びかけている。
開催内容は次の通り。
▽自衛隊PRブース・艦船見学=場所・4階イベントスペース、1階接岸施設。自衛隊の取り組みを紹介。自衛隊船舶の建学。
▽木更津市制施行80周年記念PRブース=場所・4階イベントスペース。木更津市のこれまでの歩みや、市内の観光情報等を紹介する。
▽高速道路維持管理車両展示=場所・1階川崎側デッキ。高速道路で見かける黄色いパトロールカーや工事用車両など高速道路で働く車を特別に展示する。
▽キャラクターグリーティング=場所・4階イベントスペースや5階川崎側デッキ。NEXCO東日本のキャラクター「マナティ」、海ほたるPAのキャラクター「海ほたるん」「きさポン」が集合する。
▽「海の上マルシェ」開催=場所・4階イベントスペース。千葉県と神奈川県の特産品を集めたマルシェ開催。
▽フォトコンテスト作品展示=4階回廊。
▽「海ほたるワークショップ」=3日と4日、4階催事スペースで小学生以下対象。サンブスギを利用したオーナメント作りやバッチ作り。
▽25周年記念フェア=12月1日~2月28日まで。

地産地消の野菜使って

食育『精進おせち料理教室』を開く
中郷公民館 大井雄一さんが指導

木更津市立中郷公民館でオーガニックアクションパートナーズと木更津市がコラボした食育『精進おせち料理教室』が、11月26日に開催された。
今年6月、鎌足公民館、中郷公民館で好評だったために再度、講師には木更津市高柳在住でオーガニックアクションパートナーズとしても活動している三心庵大井雄一さん(42)を迎えた。
大井さんは1980年生まれ。
15歳の時、木更津市で中華の鉄人陳健一氏と出会い料理の道へ。
現在、介護施設厨房職員として勤務の傍ら、地産地消の食材を使った『大井麻婆焼き麻婆豆腐』を開発。
公民館だよりで『簡単レシピ』を公開・紹介している。
今回は、『地産地消の旬の野菜を使用しての料理を作りたい』、『身近な食材で創意工夫すればだれでも料理は作れる』という大井さんのモットーのもと、『心も身体も健康に』をテーマに、食材は牛袋川東村づくり協議会(代表・杉山孝会長)より、渡邉慎司さんより長須賀さんの木更津蓮根、中尾・石川和光さんより椎茸、ターサイ、伊豆島・地曳一さん、請西・橘さんより里芋など木更津市内生産農家や木更津市役所農林水産課、オーガニック推進室等の協力を得た。
料理内容は、旬のキノコを使ってのキノコたっぷりご飯、『里芋とも和え』、庄司料理の王道『胡麻豆腐』、おせち料理の定番『さつま芋のきんとん』。
『レンコンの甘酢漬け』に取り組んだ。
参加者には何度も参加した人もいた。
終了後のアンケートからは「このような楽しい時間が取れて良かった」。「次回もぜひ参加したい」、「胡麻豆腐がこんなに簡単に作れるのなら家で創りたい」などの感想が聞かれた。
大井さんは、「料理は愛情。好きな人、家族に作ってあげたい料理を通して、地元野菜を使えば農家さんの労をねぎらうこともできる。それをおいしく戴くことで皆さんの笑顔にもなる。今後も料理で行政と市民をつなげる活動をしたい」と話していた。

拓大紅陵が優勝決める

千葉県高校南部地区野球大会 準優勝は翔凜

「第68回千葉県高等学校南部地区野球大会」がこのほど5日間にわたり、袖ケ浦市営球場、富津ふれあい公園、君津商業高校野球場、袖が歌高校野球場を会場に行われた。
君津地域4市及び近隣市から計13校(君津、君津商業、袖ケ浦、志学館、拓大紅陵、木更津、木更津総合、安房拓心、翔凜、安房、連合、暁星国際、木更津高専)が出場。
熱戦の結果、拓大紅陵が化粧で翔凜を8-4で破り、優勝を決めた。
拓大紅陵は戦った4試合のうち、2試合でコールド勝ちし、強豪ぶりを見せつけた。
拓大紅陵の成績は次の通り。
◎1回戦 ▽12-7志学館
◎準々決勝 ▽9-2木更津総合(8階コールド)
◎準決勝 ▽8-0君津商業(8階コールド)
◎決勝 ▽8-4翔凜

幕下の千代嵐は勝ち越し

大相撲九州場所

大相撲九州場所(福岡国際センター)は11月27日が千秋楽だった。
優勝は平幕・阿炎(あび、埼玉・錣山部屋)で初。
成績は13勝2敗。
強度力士の幕下・と夜嵐(木更津市出身、九重部屋)は4勝3敗で勝ち越した。
序二段・雅(君津市出身、二子山部屋)は3勝4敗で負け越し。
初場所は1月8日、東京・両国国技館で初日を迎える。

木更津市議選4月23日

木更津市選管 告示は来年4月16日

木更津市選挙管理委員会は12月1日、来年令和5年4月30日に任期満了を迎える木更津市議会議員一般選挙について、次のように日程を発表した。
選挙の告示は4月16日(日)、投票は4月23日(日)の行われる。(市議定数24人)
▽立候補予定者説明会=2月20日(月)午後2時~午後4時まで、市役所朝日庁舎会議室A1 /A2
▽李候補届け出書類事前審査会=3月24日(金)午前10時~午後4時まで、市役所朝日庁舎会議室A1・A2
▽選挙期日の告示=4月16日(日)
▽立候補届出受付=4月16日(日)、午前8時30分~午後5時まで、木更津市民総合福祉会館
▽投票=4月23日(日)午前7時~午後8時、市内39投票所で
▽開票=4月23日(日)午後9時10分~、木更津市民体育館(木更津市貝渕2-13-40)
▽当選証書付与式=4月24日(月)午後1時30分~、市役所駅前庁舎・防災室会議室
▽期日前投票=4月17日(月)~4月22日(土)
◇朝日庁舎 会議室A1・A2=午前8時30分~午後8時
◇富来田公民館=午前8時30分~午後5時
◇イオンモール木更津 イオンホール(築地)=午前10時~午後7時
▽選挙人名簿登録者数(令和4年12月1日現在)=11万2919人(男5万6956人、女5万5963人)。

県5640人

1日のコロナ感染

県内では1日(木)、新たに5640人が新型コロナウイルスに感染し、7人が死亡したと発表された。
感染者数は前週の木曜日と比べ3401人増加。
7日間連続で前の週の同じ曜日を上回った。
累計感染者数は108万9524人。
新規クラスター(感染者集団)は13件発生。
君津地域関係では富津市の高齢者施設で6人の感染が確認された。

3次元CADの応用操作

ポリテク君津 セミナー受講者募集

千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター「ポリテクセンター君津」(君津市坂田428)では、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、在職者を対象に短期間の職業訓練(能力開発セミナー)を行っている。
現在、12月22、23日に開講するセミナーの受講者を募集している。
詳細は次の通り。
【3次元CADを活用したアンセンブリ技術~3次元CADの「応用操作を習得するコース】
▽対象=設計・CAD業務に携わっている人、またはその候補者。
▽講習内容等
①ボトムアップアセンブリ(部品からのアセンブリ)
②トップダウンアセンブリ(レイアウトスケッチ、仮想部品の構築)
③アセンブリの図面作成(断面図と詳細図の配置、部品俵とバルーン)
④様々なアセンブリ操作
⑤アセンブリの機能
⑥コンフィギュレーション
▽日程=12月22日(木)、23日(金)の2日間、午前9時10分~午後4時
▽会場=ポリテクセンター君津(ME棟CAD室)
▽持参するもの=筆記用具、
▽定員=10人
▽受講料=1万7500円(税込)
▽申込締切=12月8日(木)
申し込みは必要事項を受講申込書に記入しファックスで。
申込書は同ポリテクセンターのホームページからダウンロードできる。
申し込みは訓練課(TEL0439-57-6313、FAX同57-6386)。

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