新千葉新聞2021年4月11日発行

災害時に加工保存食品供給

食料調達に関する協定、栄養面も考慮
木更津市が締結式実施　（株）ごはんクリエイトと

木更津市は8日、市内で「ごくりっ」「ブッフルージュ」の飲食店2店舗を展開している（株）ごはんクリエイト（野口利一代表取締役、本社・木更津市大和）と、「災害時における食料調達に関する協定」を締結した。
市役所駅前庁舎市長応接室で行われた締結式には、（株）ごはんクリエイトの野口代表取締役、女将の野口麻衣さん、統括店長の増田圭哉氏が来庁。
木更津市からは、渡辺芳邦市長、田中札子副市長、佐伯浩之総務部長など関係者が出席した。
同協定は、大規模災害が発生した場合、または発生する恐れがある場合に、（株）ごはんクリエイトから加工保存食の調達について協力を願うもの。
同社から提供される加工保存食は、地域の未利用食材を利用した炊き込みご飯やポトフなどで、災害時に避難所等で提供される食事は栄養面で偏りがちになりやすいことから、それらに考慮したメニューの提供が行われる予定。
今後の具体的な活動として、木更津市主催の「防災フェスタ」で、災害時に提供を予定している加工保存食の出店も企画されている。

新教育長の廣部氏が就任

木更津市教育委員会4月1日付　任期は3年間

令和3年木更津市議会3月定例会最終日の3月23日、任期満了に伴う木更津市教育委員会委員長の任命議案が同意され、廣部昌弘（ひろべまさひろ）氏（61）が、4月1日付で教育長に就任した。
任期は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間。
廣部氏の主な経歴は次の通り。
▽昭和57年4月・中郷中学校教諭、以後、千葉県教育庁君津地方出張所指導主事、木更津第一有学校教頭、木更津市教育委員会指導主事、木更津市学校教育課主幹兼木更津市立幼児言語センター所長、市まなび支援センター所長、太田中学校長、木市教委指導主事、教育部参事兼学校教育課長事務取扱い、木更津第一中学校長、令和2年3月、木更津第一中学校長退職。

鎌足桜満開に

木更津市内各地で

木更津市指定文化財の「鎌足桜」が今、満開の時期を迎えている。
木更津市の鎌足桜講演や木更津市総合福祉会館駐車場、木更津ロータリーガーデン、君津信用組合本店などあちこちで淡桃色の八重桜が咲き誇り、通行人や運転手の目を引いている。
市民総合福祉会館駐車場隣の丘には、木更津市鎌足桜保存会（会長・田中幸子副市長）による「鎌足桜」の木の看板が立てられ、鎌足桜の説明が書かれている。
雌しべが曲がって鎌の形になる特徴があり、4月の中旬から開花するとされているが、今年は暖かいため早く開花した。

危険業務従事者を称える

防衛・消防警察功労　当地域は14人叙勲

警察官や自衛官など危険性の高い業務に尽力した元公務員を対象とする「第36回危険業務従事者叙勲」の受章者が、10日付で政府から発表された。
発令は29日。
堂叙勲は、国や公共の発展に寄与した人に授与する勲章とは別に、危険業務に長年取り組み社会に貢献した功労者を称えるため、2003年（平成15年）の栄典制度改正に伴い創設されたもの。
今回は全国で3653人、千葉県は194人が受章。
当地域の受章者14人は次の通り。敬称略。
【瑞宝双光章】
◎防衛功労
▽石塚文男（61・木更津市）元に等陸佐
▽小杉哲夫（61・袖ケ浦市）元三等陸佐
▽坂元孝（61・木更津市）元に等陸佐
▽山崎茂夫（61・木更津市）元一等空尉
◎警察功労
▽77長谷川康義（73・富津市）元県警部
◎消防功労
▽緒形恵二（67・君津市）元君津市消防指令長
▽佐久間実（67・君津市）元袖ケ浦市消防指令長
▽篠田清隆（65・木更津市）元木更津市消防監
▽高島弘光（66・富津市）元富津市消防指令長
【瑞宝単光章】
◎警察功労
▽秋野久雄（72・君津市）元県警部
▽成瀬一郎（72・木更津市）元県警部
▽野崎和敏（72・木更津市）元県警部
▽渡辺実（72・木更津市）元県警部
◎消防功労
▽稲毛俊昭（68・袖ケ浦市）元袖ケ浦市消防指令長

高校野球

◎1回戦
▽袖ケ浦7-2木更津高専
▽君津商業11-1姉崎（5回コールド）

木更津市で6人が感染

9日県発表コロナ　君津・袖ケ浦で各1人

県によると9日、君津地域では木更津市で6人、君津市と袖ケ浦市で各1人、計8人の新型コロナウイルス感染が判明した。
木更津市の感染者のうち5人（10代1人、20代4人）は会社員男性。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽20代会社員男性①調査中②7日
▽20代会社員男性①調査中②7日
▽10代会社員男性①調査中②7日
▽10代無職男性①その他②7日
▽20代会社ン男性（無症状）①調査中②7日
【君津市】
▽20代自営業男性①不明②8日
【袖ケ浦市】
▽70代無職男性①不明②7日
地元の同日の累積感染者数は、木更津市468人、袖ケ浦市187人、君津市451人にふえ、富津市60人は変わらず。
県内では同日、1人の死亡と102人の感染が判明した。

トライアスロン大会

陸自木更津駐屯地、出場者募集　6月の開催決定

築城自衛隊木更津駐屯地なの広大な滑走路を自転車、ランニングで駆け抜けることが出来る日本唯一の「トライアスロン大会」が、今年6月20日（日）に開催されることが決定した。
主宰は木更津トライアスロン大会実行委員会（実行委員長・田中幸子木更津市副市長）。
『2021木更津トライアスロン大会』は、新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインの策定、競技種目の変更（オリンピックディスタンス総距離51.5キロのみ）、募集人員の制限（上限800人）無観客、出展ブースの取り止めなど、万全なコロナ対策を講じて開催するもので、エントリーは今月12日（月）から大会公式サイトで開始される。
昨年はコロナ禍で中止となっている。
同大会の概要は次の通り。
▽会場＝陸上自衛隊木更津駐屯地
▽申込期間＝「ふるさとのうぜい枠エントリー（上限50人）4月12日（月）～4月30日（金）。「一般枠エントリー」4月12日（月）～5月31日（月）。
▽競技＝スイム1.54キロ、バイク（自転車）40キロ、ラン10キロ
▽参加費＝
JTU（公益社団法人日本トライアスロン連合）会員20500円、非会員22500円
▽参加資格＝18歳以上で乾燥する体力があり、健康に問題のない人。
20歳未満は保護者の同意が必要、高校生は不可。
なお今後のコロナ感染度合いにより、内容が変更になる場合がある。
詳しくは同大会公式サイトで確認。
https://kisarazu/-tri.com/
問合せは実行委員会TEL03-6705-2895、又は市スポーツ振興課TEL0438-23-5328。